たった一日、たった一枚
たった一日で終ったそれも一ページで終った。今日は朝から予想はしていても、少し寂しい。蝋燭の明かり、夏空は砂消しゴムを使って一日で消され、今日は白紙に近い灰色。塗り壁の...
たった一日、たった一枚 7/3
梅雨時の晴れ、雨は意外と複雑で気まぐれで数日続くこともあれば、一日で終わる時も多い梅雨空、先週の雨は一日で上がり、その翌日から晴れ間が4日ほど続き、今日は空一面を濃い灰色が広がって、いつ降らそうかそのチャンスを窺って、気が許せない空になっている。
雨雲は重い蓋となってのしかかり、蓋をされた大地は蒸し暑く、少し動くだけで汗が侵略者となって身体中を攻撃してくる。
多分この濃い雨雲は一日、一枚で終わりそうにない。
一日
今日は煤色に支配される一日
空は未だに夜明け前の表情をみせ
いまにも降りそう
・・・
でも
なかなか一歩となる一滴が落ちて来ない
いつ
何時頃に私を襲う
そう空に問いかけても空は無言
当然か・・・
今日はわからない一日
必死に堪え踏ん張って
この一日一枚を閉じたいと思っている
今日の空
その表情が愛おしい一日。
朝方には今にも降りそうな気配を見せていたが、いまはかなり空全体が明るくなりつつあり、このまま行けるのでは・・・そう思ってしまう空。
一日で晴れから雨に、そんな時が多いのに今回は三寒四温のように変わる梅雨空、
でも雨だけは一日、一枚で終わって欲しい。
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