二十四節季のなかの夏
夏暦では夏も終盤夏、ピークを迎える風が緩やかに吹いて涼しいかな・・・そう思うけれど暑い夏、ピークを向かえる夏、行く手を阻む夏草、分け入りを躊躇う第一歩。無視して侵入しようものならた......
二十四節季のなかの夏
2016年の立秋は8月8日頃、この日から立冬の前日までが秋。
一年で一番暑い頃であるが一番暑いと言う事は涼しくなるばかりであると言う事、そうはいってもこの暑さは夏そのものであり毎日堪える夏日が続く。
この暑さで秋の果物は甘味を増し芳醇な匂いを蓄積し私の前に肢体をさらす秋は近い、いま暑さで旨味を増した果実を少し冷やし残夏を忘れるようにかぶりつく夏の終わり。
残夏
狂おしく燃え盛る炎のなかで
暑い夏が燃え尽きる
夏は憎悪と嫉妬の塊となり
種火となり燃える
残夏の塊は直ぐに冷めず
初秋が訪れても熱を放出続け
夏日を維持する初秋
秋の初めは夏の残り火で燃え
軈て下火となり静まる。
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