仏の座
仏の座再び少しと言うか僅かと言うか、私の唇にそっと触れた口づけの感触がうれしい春日和は終わり、今朝からは冬空が戻り、寒さ、空色、淀みが再び冬を告げている。今日から立春だと言うのに無...
仏の座
春の七草では間違えられ食べられることもある仏の座。
真冬から夏ごろまで畑や田圃の畦道で咲き続けるこの花は野の花、俗にいう雑草の部類であり時には邪魔な存在でもある。
田舎でこれらの草を摘み、遊び、食べた私には懐かしい春を告げる花でもあり心を和ませる花、雑草か・・・そう言って見向きもされない仏の座、小さな紫の花ではあるが私には寒いなかで燈る蝋燭の明るさ温もり。
今日の散歩で逢えるかな?いつもそう思いながら探しているが未だに遭遇しない仏の座、明日かな・・・そう思いながらいつもの路を歩く。
仏の座
なぜその名が宛てられたのか
そう思う仏の座
背丈は低く
花は紫
田の畔などで群れ咲く花は世捨て人
インパクトに欠け
素朴で地味
でも
・・・
花は健気に前向きに咲く。
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