夏の薫り
夏の薫り夏の薫り夏の香り7月の香り今日は降りそういつまで持ってくれるかな・・・待ち人を待つ感じ今日は雨かな、いつ降るかな?そう思いながら、脅えるように過す日々、今日はその持ち応えが......
夏の森のなかで
風薫五月と違い夏は乾いて無臭かな・・・
その想いで森のなかに佇み空を遮るように広がる樹木の木の葉の香りを嗅ぐ、
「いい匂い、この香りは新緑の仄かな匂い」それを連想させる匂いなどなく、森は乾き、蒸し暑さで生まれた汗の匂いが私を襲う。
この暑さで樹木は疲弊し木の葉は乾き、樹木が地中より吸い上げたわずかな水で喉の渇きを潤し平静さを保っているが、空を蔽う木の葉に放つ香りはなくいま雨水の潤いを求めている。
夏の薫り
瑞々しい新緑が放つ
優しいミントの匂いは夏になく
濃い緑が森の香りを消している
薫の薄れた森に佇み
目を閉じ微かな匂いを嗅いでみる
渇いた夏の森に香りはなく
無味無臭・・・
時折
森に湧く爽やかな風が薫りに変わって
古傷を癒してくれる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます