染まり
風風と遊ぶ一日風が漣となって打ち寄せるように木の葉をゆらし、積雲が薄く、小さくなって青空に散らばり、時々雲の間を縫って、時を刻むように降り注ぐ太陽の陽射し、寒くもなく、暑くもなく....
染まり
初冬を迎え我町にも本格的に紅葉シーズンが訪れいい感じになっている、
紅葉する樹木にはいろいろな種類と表情があり、その紅葉する樹木、土地はある意味で固定され我町の樹木は御多分にもれずその固定から外された樹木は何も語らず、
ひとり静かに染まり、色合いを深め、時が来て散って色褪せ朽ちる落葉樹たち、
この染まり、別れか・・・それとも眠りかその複雑な想いにゆれる初冬。
一途
なぜ今
染まる私に目もくれず
椛の赤を求めるの
全ての落葉樹が染まり
至る所で美しい彩をみせながら
誘っているのに
彼方はそれを無視し
迷わず一途に
椛に走る悪い人。
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