秋の訪れ
私にとって秋とは・・・曇りから雨-秋めいてくるかと思っているけれど・・・暑い中流、あの激しい急流が平野部に入ってゆったり流れる9月の2週目、少し角が取れ丸くなって、少しだけ暑さが和...
秋の訪れ
季は秋、その秋も中旬である、秋と言っても日中は暑く、その暑いなかを石清水の森に向かって歩いて行くとつい昨日まで蕾だった葛と萩に花がついている。
店先を飾る花と違い、華やかさも姿も美しくない葛と萩がいい顔して咲いていて、秋の深まりを感じる。
いよいよ秋が深まる、かそう思うとうれしくなる。
秋の七草が咲く頃になっても日中は30度を超える夏日で身体を少し動かすと、汗が全身を蔽う。
この暑さのなかで耳にしていた街の蝉の鳴き声、もう余り聞こえず蝉も終わりか、そう思いながら階段を登り石清水の森に入ると「まだ夏か」そう思わんばかりに多種の蝉が鳴いている。
ああ・・・この分だとこの森のなかの蝉、当分鳴き続きそう・・・そう思う石清水の森。
秋
街中に埋没していると
余り見えて来ない秋
この時期は店先に並ぶ果物を見て
秋か・・・
そう思う程度
まして秋の七草に気を留めることもなく
悪戯に時を過ごし
冷え込みのなかに樹木の染まりで
秋の深まりを知り
ようやく周りを見る
樹木の染まりと散りは早く
気がつけば秋が終わり
人恋しい季節になっている。
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