満たされない冬の香り
冬の微かな香り寒い日が続いている暖めた先から温もりが漏れていく毎日暗くなるな・・・そう言われてもやはり寒い冬色、朝、昼、夕方と表情を変える冬、その表情はその日の気温によって、秋の天...
満たされない冬の香り
冬、花の少ない、香りの少ないのがこの冬、花も果実も野菜も大部分が雪とかに覆われ、シーズンOFFの多いこの中で息衝くわずかな主役たち。
でも、この寒いなかで育む花、果物、野菜などが蝋燭の炎となって、彩り、甘味、香りなどでプレゼンしている冬の主役たち、冬は室内に籠りがちになり必然的に街中にいるのが多く、冬の色彩などを店先でみて、香ってしまう私たち。
冬は冬形の表情と微かな香りを息衝かせているな、そう思う1月の終わり。
冬の雨
外は暈され冬の雨が降っている
重く厚い煤色の雲から
朝から音をあげ
小降りになることなく降り続く冬の雨
冷たいかな・・・
そう思って受ける雨
ほんのり血が流れているのか
温い冬の雨
でも
この温もりでは雪は融けず
直ぐに回復して雪かな・・・
そう思わせる雨
その想い複雑で
いま春との間でゆれる。
冬空を 静かに融かす 末期雨
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます