大犬のフグリ

大犬のフグリ

如月ここしばらく風が吹かない数日吹き荒れた乾いた風久しぶりに風が落ち着いた朝かなり落ち着いてきている今日の陽射し和みを感じる。からっ風、北西には雪雲の塊が立ちはだかり、その塊から吐...

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大犬のフグリ
２月から咲く花で道端に多く生え雑草のようにみえるがかたまっているととても綺麗、花の色はルリ色、陽があたると花びらを広げ陰ると閉じる。
丸みのある腎臓形の実が犬のフグリにているところからその名が付いた大犬のフグリ。
先日春一番が吹いたけれど、いつもその春を告げる野草の新芽は萌え始めたばかりで、鮮やかな常緑なかで灯が燈るような花の咲がみえない２月の半ば。

野草

道端で群れて広がる野草
それぞれの名があるのに忘れられ
雑草で纏められ
花が咲かせても相手にされず
花期を終える

彼等にも生い立ちと原点があり
それぞれの時間を生き
いまがある

それは人と同じであり
不要とか邪魔とか
そう言う存在の者はいない。