銀杏の黄葉
銀杏愚作3点小春空朝は霧が出て余り視界がよくなかったが太陽が上がるにつれ霧が晴れ、上空には澄み切った青空が広がり、その拡大と深みのました日中は暖かく、小春日和を思わせる陽気が一日中......
銀杏の染まり
この古の時から存在した銀杏も大半が死滅し現在の銀杏が唯一残る種類、
この雄株、雌株に分れている雄雌異株の銀杏の樹高は20~30mで原産は中国、
社寺に多く植えられ守られてきたこともあってその古木は晩秋から初冬にかけて美しい黄葉を樹木1本でこなし美しい染まりを描く。
銀杏は人と違い話すことも感情を露わにすることもないし苦悩することもないが、人と同じように生きている、人と違い厳しい自然環境にいつもさらされその時代・・の人の愛によって生を繋いできた、花も咲くが銀杏の美しさは染まり、その銀杏が晩秋から初冬にかけ素晴らしい染まりをみせながら散り、地表にその余韻を描いて一年を終える。
銀杏の黄葉
銀杏は花より染まり
落葉が蝶の乱舞となって舞い落ち
散らばり
樹木の周囲を染める
その染まる一枚を手にして思う
黄葉の美しさ
染まりは周りから彩りを奪い
火柱となって燃え上がり
火の粉を落とし
裸体となって荘厳と聳える。
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