笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

神がかりジダン フランス-ポルトガル戦

2006年07月06日 22時47分52秒 | 2006年ワールドカップ
ここまで強かった。デコが参加して更に強くなっているはず。。という緩みでもあったのでしょうか。いやいや決してそんなハズがない。
ポルトガルを応援していた私としては、なんともかんとも納得のいかない試合でした。あ~。。
先制され、得点を追う立場になってからがいけません。必要もないファウルプレー(シミュレーションというのだそうです)の連発で、技術レベル以前の「格」で、完全にフランスに引けを取ってしまっていました。
正直、後半戦のポルトガルは観ていて「痛かった」です(涙)。
仮にも彼らはプロ中のプロ。なのにどうしてあんなにもことごとく内側から壊れてしまったのでしょう。(私にとって)今までで一番良くない試合運びでした。

フィーゴのヘディングも本当に惜しかった。あのヘディングがもし決まっていたら、ポルトガルの怒涛の攻めが始まったかもしれない。。などと徹夜明けの電車の中で考えていました。
でもこれがW杯の「経験値の差」のようなものなのでしょうね。 例えば、頂上とどん底を4年ごとに繰り返して、十数年に一度優勝できるかできないかの戦いに参加する。 誰もが「自分の代で成し遂げたい」と思いながら歴史の絨毯の下に消えていくW杯。
プレーヤーの技術力やチームの戦術だけではない「力」が、W杯には確実に働いているようです。

それを引き寄せるのは、W杯に参加していくことにより、個人やチームに積み上がる「見得ざる叡智」のようなものでしょうか。
どのように強くなればいいのか、どのように弱さを克服すればいいのか。。
つまりW杯は「とにかく参加することに意義がある」と。
その「見得ざる叡智」の体現者が、今回のジダンなのでしょうか?

う~む、妙に哲学的になってきたな~(笑)なにしろ寝てないし。

画像はポルトガルの若い衆が束になっても勝てなかったジダンと、試合終了後、笑顔でその勝利を祝福したフィーゴ
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