とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

男性の服薬による妊娠への影響 ーその1-

2007年09月04日 | Weblog
当院は不妊治療をメインに行っておりますので、
本日は「男性の服薬による妊娠への影響」について書かせて頂きます。

不妊治療というと、主に女性側に原因が?となりがちで、女性側が深刻になりがちです。
そんな事はないのです。
女性のみに約3割・男性のみに約3割・双方に約3割・原因不明が1~2割(ですから”約”がついています)となっています。
そして、「不妊」というものと「不妊症」というものは違います。
前者にはしっかりした明確な原因がないままのものです。

不妊治療に取り組んでいらっしゃるご夫婦の皆様、ここはひとつ、妻任せにばかりしないで、是非共ご夫婦一緒に取り組んで下さい。
それでなくとも、女性側は痛みのある検査や注射を乗り越えての治療となるのですから・・・。

Q:男性の服用している薬剤が妊娠に影響を与える事はありますか?

A:一般的には殆どないといわれていますが、一部の薬剤では、精子形成に影響を与えるといわれています(理論上)。
薬剤の影響を受けた精子は、受精能力を失うか、受精してもその受精卵は着床しなかったり、染色体異常で流産になりやすかったりします(理論上)。

妊娠を希望している女性は勿論ですが、不妊治療に取り組んでいる御夫婦揃って、薬剤のみならず食生活やストレスにも気をつけられて、御夫婦揃って前向きに取り組んでいかれて下さい。
応援しております。

2007年も9月になりました。
皆様、2007年の夏は、思いきりEnjoyされましたでしょうか?
いよいよ秋です。
食欲の秋・運動の秋・スポーツの秋・・・秋は楽しみもいっぱいです
2007年の秋もたっぷりと楽しんでお過ごしになられて下さい
悔いのない毎日・・・それしかありませんものね
ーby事務長ー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする