とくおかレディースクリニック~ブログ~

日々、徒然なるままに、書き込んで参ります。
どうか宜しくお付き合い下さい。

ポジティブな思い

2024年11月09日 | Weblog
 
耳にした良い言葉、
目にした良い言葉を書かせて頂いております


「人間関係はドライでいい」

・いちいち「反応」しない
・むやみに「関わらない」
・よかれと「動きすぎない」
・やたらと「笑顔を振りまかない」
・いたずらに「口を挟まない」
・やみくもに「心を注がない」
・無理に「答えを出さない」


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11月のラボ便り

2024年11月09日 | Weblog
11月のラボだより

寒さが本格的になってきましたので、体調には気を付けてお過ごし下さいませ。

今回のラボだよりでは、「新鮮胚移植」ついてお話させて頂きます。

「新鮮胚移植」とは、
採卵後、体外受精・顕微授精を行ったのちに培養した受精卵を、
採卵から数日後に移植する方法です。

もう一つの移植方法として「凍結融解胚移植」があり、
こちらは受精卵を一度凍結保存し、
採卵を行った次周期以降に融解して移植します。

「新鮮胚移植」の大きなメリットとしては、より早く妊娠を望めることです。

「凍結融解胚移植」の場合、
採卵後に一度生理を待ち、
次周期以降に胚移植に向けて子宮内膜を整える必要があります。
そのため、採卵の数日後に行える新鮮胚移植と比べ、
胚移植までにかかる時間が長くなります。

「新鮮胚移植」は一つの周期で採卵と胚移植を行うことが可能なため、
コストを抑えることができるというメリットもあります。

また、受精卵に対して凍結や融解の処置を行わずに胚移植を行うため、
受精卵へのストレスをより軽減できるという考え方もあります。

しかし、全ての採卵周期で「新鮮胚移植」が行えるわけではありません。
採卵周期に多くの卵胞が育ち、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の可能性がある方は、
「新鮮胚移植」を行うことで、OHSSのリスクが上がるため行えません。

また、「新鮮胚移植」は採卵数日後に行うため、
ホルモンの状態や子宮内膜の状態が、
「凍結胚移植」に比べて不安定になりやすい場合があります。

当院では、卵巣・子宮の状態、ホルモンの数値、受精卵の状態などから、
「新鮮胚移植」を行うかを判断します。
「新鮮胚移植」を行わない場合は、
分割期胚の時期に凍結するか、長期培養を行い、
胚盤胞の時期に凍結するかの方針になります。

「新鮮胚移植」を行う場合、基本的には1つの受精卵を子宮内へ戻します。
その他に得られた受精卵は凍結保存、または長期培養して胚盤胞になったものを凍結保存します。
もし仮に、「新鮮胚移植」でご妊娠されなかった場合には、次の周期に凍結融解胚移植をすることが可能です。

「新鮮胚移植」・「凍結胚移植」、
どちらにもデメリットとメリットがあり
患者さん1人1人に合わせて治療を行っております。

何かご不明な点がございましたら、スタッフまでお声かけ下さい。


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