KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★夏休み その1 ~お墓参り~

2005年08月14日 | KAORUの好きなものギャラリー
               【ストレチア】

ただ今、夏休みの真っ最中。
心も気分もまったりして、
エネルギーチャージ中である。

*********************
2泊3日で、岐阜・名古屋・三重の3県にまたがる旅に出かけてきた。
お墓参りに岐阜へ、名古屋のマリちゃんちで1泊。
三重の94歳になるおばあちゃんちで1泊。
久々の再訪となる懐かしい場所ばかりだった。

子どもの頃は車で長時間揺られ、
5人家族でお盆に足を運ぶのが年中行事だった。
小さい頃はクーラーのないワゴン車にマットレスを敷き、
ごろんと横になるのだが、時には犬も一緒だったりして
自分の汗と犬のよだれとでくしゃくしゃになったり、
誰かの足がドーンとおなかの上に乗って目が覚めるのが
何より居心地が悪かった。
岐阜盆地はいつもジリジリと暑くて、
妙に張り切ってお墓に提灯を飾り付けたりしている
親たちを横目にだらだらとしていた。


今回は息子と2人旅。
あのにぎやかさを思うと、本当にこじんまりとしていた。
きれいに掃除をして花を飾り、
お灯明とお線香に火をつける。

大人になると、気分もこんなに変わるものなのだろうか。
年中行事で無理やり連れて行かれた、という子ども時代と
自発的に行きたいと思って足を運ぶ時とでは
気持ちがぜんぜん違うのだ。
親が紡いできたことを、自分もいつのまにか
真似しながら紡いでいく。

伝統や文化はいつも、そんな風に受け継がれていくのだろう。


お墓を後にした時、息子が
「あ~、気分がいい~!」と叫んでいた。

あっ!ホント!私も同感。
このところの疲れも心のモヤモヤもすっきりした気分。

振り返りながら、手を合わせ
「ご先祖さま、また来年来ます」と
頭をさげる息子の姿にはさすがに驚いた。

親がそんなこと言わないのに、
よくぞ思いつくものだ。
と子どもの頃の自分の姿と重ね合わせて
感心してしまった。


子どもは親の背中を見て育つこともあり、
親を楽々飛び越えることもあり、
奇想天外な存在である。

*********************

いつもの恒例、大垣駅から徒歩10分ほどにある
うなぎやさん「川貞」で超おいしい
“うな丼”をいただきながら幸せ気分。
そとはカリっとしてなかがふわっとしている。
大阪と東京方式のMIXが岐阜のうなぎの焼き方なのだと
父がよく言っていた。

帰りに「うなぎ」も子どもの頃からの年中行事。
思い起こせば、このふたつがワンセットで
我が家の正しいお盆の迎え方、のようである。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする