うちのクラスの底抜けに明るいムードメーカー、
バルキナファソ人のジョナサンがホントにおもしろい!!!
先週の月曜日、初日の新入生は私のほかに3人。
うち1人は日本人のミナミちゃん。
ちょうど息子と同じ年で娘のようなかわいさ。
自己紹介の際でも、先生の言葉がうまく聞き取れず困っていたので
振り返って思わず日本語でヘルプ。
昨日来て、本当にドキドキしちゃって、ニューヨーク着いたら
(心細くて)泣いてました。
今日もこのクラス、私そんなにしゃべれないのに
なんで入っちゃったんだろう?
先生が何言ってるかよくわからなくて…と
初日終了後泣いてたシャイな彼女。
大丈夫!大丈夫!若いからすぐ上手になるから♪
私なんてあっという間に追い越して行くから大丈夫!と
背中をさすりながら、励ました。
翌日の授業で。
現在形、過去形、未来形のどれかを使った
「疑問形」を考えるという課題が出され、
数分のシンキングタイムの後、一人ひとりの発表タイム。
私は、「How many brother and sister do you have?」という
中学生英語の王道ともいうべき質問(^o^ゞ(笑)。
クラスメイトもそれぞれに自分で考えた疑問文を発表していき、
ミナミちゃんの番がきた。
緊張した声で、ノートに書いてある自分の課題を
か細い声で読み上げると…
「Will you marry me?」
ん…?まさかのプロポーズのお決まり言葉。
するとすかさずジョナサンが振り向き
「Yes!Of course!」とミナミちゃんに返答。
クラス中がドッとわき、
いつも冷静な先生も静かな声で
「あら、日本に行くの?」というと
みんながヒューヒュー!と騒ぎ、
もちろんだよ!準備はいつでもできてるから!
と右手を胸にあて、さらに
ほら!指輪もあるし!と
自分のつけているリングをはずそうとするジョナサン。
授業後、今日おかしかったね~!と言うと、
私、あんなこと言わなければ良かった…と
うつむき泣きそうになるミナミちゃん。
その翌日は。
はい、今日の授業はこれで終わり。と先生が言うと、
はい!先生!質問があります!と手を挙げるジョナサン。
どうしたの?
「この中指の指輪が取れなくなっちゃったんです。
どうしたら取れますか?」
とマジメな顔でいうと、クラスメイトたちが一斉に、
指に石鹸つけるといいよ!
オイル塗ってクルクル回したら?
うーん、やってみたけど…
先生は、ジュエリーショップで切ってもらうしかないんじゃない?というアドバイス。
日本だったら消防署?と聞いたことあるけど、
仕事のジャンルがハッキリしているアメリカではどうかな?
指の節が太くなっちゃってその先にいかないんだよ。
じゃあ、指に糸巻いて節を細くしたら?
指切ったら抜けるよ(笑)!
「イヤだよ、そんなこと!」
抜けなくなってどれくらい?
「2年かなぁ。」
えぇぇー!2年も!
またまたクラスがどよめきたつ。
「あぁ、本当に困ったな…」
というジョナサン。
思わず、指輪の写真取らせて!と言ったら
「日本のみんなにも聞いてみて!」という
ジョナサンからのメッセージです。
ナイスアイデアや、さすが日本!と言わしめるような、
日本ならではの世界がうなるハイテク技術の方法があれば
ぜひぜひ教えてください~~~o(^-^o)(o^-^)o