20年以上前にマミでお花を教えていた
えりかちゃんと突然の再会♪
おとといの夜、Facebookで
お友だち申請と、メッセージが。
「清水先生、覚えていないかもしれませんが昔々、大森教室で教えていただいていました。
ひょんなことから、どなたかの「いいね!」で
先生がニューヨークに来ていることを知りました。
私は12年前にニューヨークに来て、
ワールドトレードセンター近くのBLOOMというFLOWER SHOPで働いています。
良かったら遊びに来てください。」というような内容。
住んでいる場所もクィーンズ。
ウチの数駅先なのだという。
え?えりかちゃん?覚えてる!覚えてる!
すぐに懐かしい顔が脳裏に浮かんで、すぐに返信。
明日、学校終わるの4時だから行く!行く!
学校は36stにあるの。行き方教えて!というと
36stってことはALCCですか?
わたしもこっちに来た時通ってました。
って、じゃあ英語では私、後輩だね!
ニューヨークのこといろいろ教えてね、と
ワクワクしながらのやり取りが続く。
授業中が終わり、はやる気持ちを押さえながら地下鉄に飛び乗る。
目指すはワールドトレードセンター駅。
証券街なんて、ずいぶんすごいところにあるんだね。
駅を降りて地上に出ると、
真っ青な空と光にきらめく
新しいワールドトレードセンタービルがそびえ立つ。
迷いながらようやく着いたそのFLOWER SHOPは、
モダンでアジアンテイストあふれる素敵なお店。
コンラッドニューヨークのビルの一階にあり、
コンラッドの受付やエントランスのお花も
彼女がディスプレイを担当しているという。
当時まだ20代初めだった若きフラワーデザイナーの卵が
こうしてニューヨークで活躍していることに
飛び上がりたいほど嬉しく、
そして誇り思いながらシャッターボタンを押す。
どこかおいしいところに連れて行って〜!とお願いすると、
彼女のオススメは家の近くのタイ料理屋さん。
そのお店、私聞いた!有名なんだね!
行こう〜!とマンハッタンではなく私たちの住むクィーンズへ。
WOODSIDE駅で降りて、
えりかちゃんオススメのコリアンスーパーを教えてもらいながら、
ジャクソンハイツまでお散歩。
先生と、クィーンズのこんな端っこを歩くなんて…
ホントにね。私、この辺りは家探しで来たことあるよ。
えりかちゃんとまた一緒に歩いているなんて…
ご縁は本当に不思議。
空白の20年を埋めるかのように
お互いのこれまでのヒストリーを話し合いながら、
とまらないおしゃべり。
私が英語を始めるきっかけは、
お花がこうして世界に常に広がっていて
外国から勉強しに来たり、日本人たちは海外に出る、という
インターナショナルなジャンルだから。
そんなフラワーデザインの世界に身を置く私が
こうして海外に住んでみたい、と思うようになったのは
私自身も20代初めから、花を通して世界の人々がとても身近にいて、
特別なことではない環境下で生きてきたからなのだと、あらためて思う。
30年の歳月をかけて、夢を実現した私が
今、この地で毎日を過ごせることは
けっして偶然でも、単なるラッキーな
幸せな星の下に生まれたわけでもなんでもなくて、
本当に現実になるなんて思ってはいなかったけど、
それでも心の片隅のどこかに
「希望のカケラ」を捨てずに大切に持ち続けていたから、なんだね。
今ここにいるのは、過去に私自身積み重ねてきたおかげ。
英語生活にもなんの不自由もなく暮らせるのは、
忙しくても、学費高くても英会話スクールに通い続けた
過去の私のおかげ。
今、働かずに毎日勉強して、NY散策を楽しめるのは
これまで一生懸命働いてコツコツ貯金していた
過去の自分のおかげ。
本当にありがとう♪
いつもはみんなにありがとう!って
伝えているけれど、満月の今日
スペシャルTHANKSは
これまでの、過去の私自身に。
これからも瞬間瞬間を、丁寧に生きていこう。
過去の自分に感謝しながら。
えりかちゃん、またいろんなことたくさん教えてね!
教えたり、教えてもらったり、
人生って本当にオモシロイ♪