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Eveちゃんと再会のハグ~♪
日本で7年間一緒に仕事をしていたスイス人の彼女は
その後ニューヨークへ。
今回、留学先の候補にNYがあがったとき、
また会えるのかな?と頭をかすめたけれど、
筆無精というかなかなか連絡が取れない忙しくて気まぐれ(?)なEveちゃんを
あてにするのはまったくやめていたので、
こんなに早く会えるなんて。
28thストリートにあるフラワーマーケットの古いビルの上に
(NYは築100年が当たり前で新しいビルの方が少ないけど…)
フラワーアーティストたちが集まるアトリエがあって、
その一角がEveのスタジオ。
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これまで手掛けたウィンドウディスプレイのオブジェが
天井やいたるところに置かれ、
制作中のパーツや作りかけの作品がところ狭しと配置され、
まさにEveちゃんワールド炸裂!
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以前はSoho(ソーホー)にスタジオがあって、
高いところからあの鉄格子の階段の上に腰かけて、
Tatsuroと二人でドキドキしたっけ。
ベランダの上をむこうまで歩きたい!という息子に
古いから錆びてるからね。
どんどんすると壊れて下に落ちるよ!タックン!
ホントに落ちた友だちいるんだからね!と言われて、
そーっと歩くんだよ!早くこっち戻ってきて!
危ないから!早く!とヒヤヒヤした思い出。
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またニューヨークでこうして再び会えるとは思ってもみなかった。
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Welcome to New york!とワインで歓迎してくれた。
フラワーアーティスト仲間のエリザベスと一緒に。
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Kaoruちゃん、私たちEnglish onlyね!と言うから
そのつもりで一生懸命話してるのに、
だんだん日本語を交えてくるEveちゃん。
ごめんね、やっぱりワタシ
ニホンゴしゃべりたい!
忘れかけている日本語をなんとか
とどめておきたいらしい。
そのかわり、
フラワーアーティスト仲間に声かけるね!
お花のお仕事、ボランティアして!
英語はそこで勉強してクダサイ。
私は9月から忙しいから、
そのときまたね。
とフラワーデザイナーを紹介してくれることに♪
英語の勉強をしながら、
ニューヨークのフラワーデザインの現場を体験できるなんてO(≧∇≦)O
やった!!!願ってもないチャンス♪
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彼女が日本に来たのは1991年。25年前のこと。
当時20代だった私たちはあれから
人生のさまざまな出来事を乗り越えて
お互いにまた新たな局面というか、
新しいステージを迎えているタイミング。
二人とも50歳を過ぎ、またこうしてマンハッタンのスタジオで
おしゃべりできる奇跡に心弾ませ
幾度となく、どちらともなく
嬉しい~!
ウレシー!と
叫んでは満面の笑顔で見つめあって
再会を何度も喜びあう。
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花が繋いでくれたご縁はこうして
海も時間も越えて、確かに今ここにある。