ナイアガラの帰りにBuffalo バッファローへ。
Buffalo chicken wing
バッファローチキンウイングの
Anchor bar アンカーバーの本店は、
ドアを開けたとたん、一瞬で古き良き
アメリカンの世界にトリップしてしまう。
自由の女神かお皿に盛ってあるチキンを掲げている。
支店はいろいろなところにあるけれど、やっぱりここが一番なんだ、という。
バッファローチキンは、素揚げした手羽に
カイエンペッパーや酢、溶かしバターの
ソースをからめてある
辛くてちょっと酸味の効いた味。
タバスコに似てるよね?と言ったら、
あんなに辛くないし、もっと味が複雑で
美味しいよ!という。
私的にはかなり近いと思うけれど、
たぶん舌がその違いを
感知できないだけかもしれない。
2年ほど前にテレビで
「スーパー ボウル」を観戦した時に、
スーパーボウルの時にはみんな家で
チキンウイングを食べるんだ!というので、
前日のにぎわうスーパーマーケットで
手羽を買い、アメリカ vs ジャパン
チキン対決をすることにした。
リオはニューヨークのバッファローチキンを、
私は名古屋の手羽を。
日米チキンは、名古屋の味に
軍配が上がった。
審査員は作った本人たちだけど。
それ以来の、本家本元の始めて食べる
ホンモノ。セロリやニンジンのスティックと
ブルーチーズドレッシングまたは
レンチドレッシングが添えてあるのが
特徴なんだとか。
ここではセロリとブルーチーズドレッシング。
ボクはセロリにこのドレッシングを
ディップして、それをチキンにこうして
塗るのが好きなんだ、といいながら
右手にセロリスティックを、
左手チキンを持って上にドレッシングをのせている。
ん〜、私はあの時のおうちで手作りした方が
もう少し酸味も抑え気味でちょっと
甘みがあって、あっちの方が好きかな。
それから「ポテトスキン」
名前の通りくり抜いたポテトは
ほとんど皮だけにして、
ベーコンを詰め、チーズをのせて焼いてある。
んー、普通は本当に皮だけなのに、
ここのは少し中味のポテト部分が
厚いなぁ!と言いながら。
もともと、祖母の戦争の話やら、
親たち世代から聞く昔の話聞くのが好きだった。
だんだん年を取るにつれ
上の世代から昔の様子を聞くこともなくなった今、
ニューヨークの学校に入学すると、
常に10数ヶ国のクラスメイトがいて
さまざまな国の文化や風習を聞けるのが
興味深くワクワクとした。
そして、トラヴェルサファミリーの中に
入れてもらうことになって、
100年前にシチリア島から
ニューヨークのエリス島に渡ってきた
おじいちゃんやおばあちゃんの話を聞けるようになり
教科書に載っていた移民たちの暮らしを
生で聞けるのが
また楽しみのひとつとなった。
最近はようやく
ネイティブニューヨーカーたちの会話も
聞き取れるようになってきて
同じように三代前、四代前にヨーロッパから
やってきた当時のことや、開拓時代のニューヨークの様子を話しているのに
耳をそばだてながら、
カントリーハウスにたくさんある
色あせたセピア色の家族写真の向こうに
鮮やかに色づいている
ここの人々の暮らしに想いを馳せる。
彼らもまた遠い海を渡り、
未来を夢みてやって来た。
時代も肌の色も文化も違うけれど、
きっと思うところは同じ。
幾多の困難を乗り越えて、
時代の波に翻弄されながらもたくましく生きて、
次の世代へとバトンを繋いでいったのだろう。
こういう地元の人たちに愛されて、
今も大切に受け継がれている
ローカルな素敵なお店もそんなひとつ。
2回ほど行ったフィラデルフィアや、
去年冬のワシントンD.C、2月のボストン
3月に行ったニューオリンズも
素敵だったけれど
バッファローの家もちょっとしたデコレーションが
ほかの場所とも違ってまた素敵♪
それぞれに趣きがある古い街並みを歩くだけで、
昔にトリップして旅好きな
私の旅ゴコロを刺激する。
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@ Buffalo Niagra Falls