1月12日 夜中のボローニャを出発し、
↑一番右がアンナマリア
寝台車に乗って7時間。
ブーツの形のイタリアのかかと部分の
つけ根に位置するBariバーリに到着。
駅前には背の高いヤシの木があり
南に来たことを教えてくれる。
駅にはファミリーのピエトロが
待っていてくれた。
ピエトロは2020年に
Traversa トラヴェルサファミリーの
400年の歴史を紐解いて一冊の本に
まとめてくれた人物。
教会や図書館に行ってファミリーツリー
(家系図)を調べ上げ、そこで行き着いた
家族系譜のひとつがニューヨークに住む
Leo たちやクリスマスにともに過ごした
ファミリーたちだったのだそうだ。
タイミングよく、結婚したばかりだった私も
その家族の歴史なる分厚い本に載せてもらっている。
そして古くから交流のあったという
いとこファミリーたちと一緒に
プーリア地方の美味しい手作りごはんを
美術館のように美しくオシャレで
センスの良いアンナ マリア トラヴェルサ
のおうちで。
(マリアの名前を持つファミリーがたくさんいる)
シャンパンで乾杯し、フォカッチャと
プーリア風パンツェロットから始まり
プーリアのワインと
「Patate Riso Cozze パタテリソコッゾ
(ポテトとお米とムール貝)」をいただく。
「ベルドゥーラ シシリアーノ」は
シチリア風の野菜料理。
ナスとズッキーニ、パプリカを
塩コショウしてローズマリーとバジル、
マジョラムでゆっくり弱火にかけるのだという。
それからホームメイドチーズ。
ニューヨークのチーズもかなり美味しくて
驚いたのだが、ここのチーズたち。
今までのはなんだったんだろう?というほど、
とびきりフレッシュで美味しい❤️
北イタリアではバターとオリーブオイル
両方使うけれど、南イタリアでは
オリーブオイルしか使わないのだそうだ。
オリーブオイルもまたここの地元産のもので格別。
チェスナッツ(栗)のハチミツも初めての味わい。
お花もアンナが自分でアレンジしたのだそうで
ザクロやリンゴ、松笠と中央にキャンドルの火が灯る。
食後はグラッパで再び乾杯。
ベネツィアの吹きガラスで作られたという
小さなグラッパグラスがまた素敵✨
ペントハウスのテラスには
レモンの木があり、ご夫婦で手入れした
ハーブや花々が植えられていて
遠くまで眺めることができる。
青い空と風が心地いい。
↑一番右がアンナマリア
夜は再びレストランに集まり、
Leo の友人も来てプーリア料理を楽しんだ。
北イタリアではお店は10時頃には
閉まるけど、南では何時であろうと関係ないのよ、と言っていた通り
お店を出る夜中の12時頃にも
席を待つ人々であふれかえっていた。
みんな大きな声で明るく元気にしゃべり
とにかく食べ続けるイタリアンたち。
イタリア語が堪能なジョニーに通訳をしてもらいながら
英語の会話には時おり参加する。
あぁ、イタリア語が話せるようになったらなぁ。と思いつつ
Ciao!チャオ! チャオチャオ!や
Buonasera!ボナセーラ!
(こんばんは、こんにちはの意味)は
かなり使いこなせるようになってきた。
グラッツェ!ありがとうの発音は
もう少し練習したいところ。
大勢で集まりにぎやかにおしゃべりして
美味しいものをいただく、これは
やっぱりイタリア人たちにとっては欠かせない。
#newyork #italia #家族旅