須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

飛ばぬジャコビニ流星群

2011-10-10 06:20:59 | 自然風景
2011年10月10日 <父>

10月9日の未明にジャコビニ流星群(正式には10月りゅう座流星群)の
大出現予報がでていたため、10月8日夕方に急遽、須玉に行って来ました。

2時と5時に出現するとのことだったので、1時30分頃からシュラフに包まって
上空を見上げていましたが、天頂付近の星がわずかに見えるだけ。

2時頃、おうし座付近が晴れて来ました。急に思いついてリコーGRデジタル3で
撮影することに。右上の明るい星は木星。






30分ほど晴れ間が続いた後どん曇りに。この間、流星は全く見られませんでした。
仮眠して4時30分頃に起床。なんと満天の星!流星を期待しながら冬の大三角形
付近を撮影。






次に同じ星空を拡散系フィルターを付けて撮影。この方が星が滲んでいい感じです。
デジタル一眼の星景写真では常識ですが、実際に撮ってみて効果に納得です。






5時を過ぎ、夜空が明るくなってきても、大出現はありませんでした。成果は
4時半頃に飛んだ1個のみ。明るさは約1等星で打ち上げ花火のような流星でした。

今回も39年前の1972年10月9日(ユーミンの唄がありますね)と同様に
予報が外れたのでしょうか。
仮眠している間に大出現があったかもしれませんが…。

撮影終了直前、木星の様に明るい人工衛星が突然出現。国際宇宙ステーション(ISS)
です。何とか光跡を捉えることができ、これには大満足でした。







コメント (6)
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