無塩融雪剤

２０１９年２月１８日　＜父＞

今年は本格的な雪には縁がないです。
２月９日の朝は雪化粧の植物を期待したのですが空振りでした。

ツワブキの葉にわずかに雪が残っていました。２月なのに蕾があります。
１月中旬の開花時に何者かに切り取られたため、健気にまた出てきたのでしょうか。
最後の蕾は無事に花を咲かせてほしいです。





自動車のフロントガラスもこんな状態。





スノードロップの周辺にもわずかに雪が残っています。肥料のマグアンプも写っているかも。





階段にも雪が舞い込んだと思ったら、これは融雪剤でした。清掃さんが団地の道路を中心に
まいていました。





融雪剤の成分は塩化カルシウム（塩カル）と思いこんでいましたが、商品の表示をみてビックリ。
無塩凍結防止（融雪）剤と書かれていました。塩カルは植物への影響が心配と思っていましたが、
「無塩」の商品があるのですね。成分は「尿素」です。これなら微生物に分解されます。


２０１９年２月９日　東京都稲城市にて　オリンパスTG-4

高速道路の融雪剤には塩化ナトリウムも使われているそうです。食塩と同じ成分です。塩カル同様に
自動車や鉄橋などへの影響が心配です。以前、野生動物が塩を求めて高速道路沿いにやって来るという
記事を読んだことがあります。となると生態系としても問題がありますね。
中日本高速道路では、金属腐食の影響の少ないプロピオン酸ナトリウムを試行導入しているそうです。
融雪剤は奥が深いです。