須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

中央アルプス千畳敷 8

2010-08-11 07:59:18 | 
2010年8月11日<母>

乗越は賑わっていました。
皆晴々としていてこの日のお天気のよう。






こんな小さい子も見かけました。
自分の足でここまで来た事、ここで見た風景、
途中出会った人や小さな花や蝶、記憶に残る
といいな・・・
我家族で来た時、<子>もちょうどこの位でした。
その時のこと憶えているか聞いてみなくちゃ。


photo by chichi



宝剣岳山頂。
ここではやっぱりこんなポーズを撮る人が多いですね。
でも見ているだけでも怖いんです。






この話題、ずいぶん引っ張ってすみません。
あともう少しお付き合いくださいね。(*^_^*)
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中央アルプス千畳敷 7

2010-08-10 08:57:01 | 
2010年8月10日 <母>

このガレ場をジグザグに登り切ると乗越浄土
(のっこしじょうど)と呼ばれる平坦な場所になります。
石は蛇かごで固定されていますが、かなり急峻なので
バランスを崩すと大変です。


photo by chichi



下を振り返ると、泊まったホテルとロープウェーの駅。
ここまで約40分。(+撮影時間)





あの岩峰が標高2931メートル宝剣岳です。
ここからは一投足で行けますが、食事が7時と
言われていたので、下山することにしました。

私はここまでは3回来たことがありますが、
宝剣岳に登ったのは、木曾駒ヶ岳登山が
目的だった最初の1回だけ。
数十年前は山ガール(いえ、山女)でした。

2回目は<子>がまだ幼かったので、
<父>と長男だけが登りました。
ちょっとスリリングな岩場があるのです。

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中央アルプス千畳敷 6

2010-08-09 09:08:24 | 
2010年8月9日<母>

この日は予報を覆すドピーカン!
朝食前に登頂することにしました。

カールにはまだ日がさしてませんが日のあたっている
岩峰の左側、あの鞍部を目指して登ります。






途中から登山道の周囲にはお花畑が広がります。
まだ日があたらないので、花々に励まされながら
涼しくて快適な登りです。






この人たちは花畑の中に入り込んでいる様にみえますが
大丈夫、ルートがお花畑の中を通っているのです。

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西駒ケ岳の植物2

2010-08-08 08:47:16 | 花・植物
2010年8月8日 <父>

ロープウェイで千畳敷駅に降り立つと別世界が広がっていました。
久しぶりに高山植物に出会って感激。ただ、なかなか名前が出て来ません。

この植物は、ナナママドの種類と思って、撮ったのですが、あとから、
ウラジロナナカマドとわかりました。小葉の縁の半分から先にギザギザが
あるのが特徴です。

仲間のタカネナナカマドは、西駒ケ岳周辺の稜線上で見られるようです。






霧の中でも目立っていたのはシナノキンバイ。花は4から6センチで大型です。

中年のグループが黄色い花の群落を見ては、シナノキンバ~イ、ミヤマキンポウゲ~
と言いながら、楽しそうに散策していました。 






3枚目は、チングルマ。花の大きさは3センチ。花が終わると花柱が伸びて羽毛状に
なります。以前、紹介したオキナグサに似ていますね。

既に羽毛状になっているチングルマもありました。写真は<母>が紹介するかも
知れません。

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西駒ケ岳の植物

2010-08-07 06:37:06 | 花・植物
2010年8月7日 <父>

中央アルプス駒ケ岳連山のことを伊那地方では、西駒ケ岳と称しています。
ここでは、地元に敬意を称し、今回出会った「西駒ケ岳の植物」を紹介します。

まずは、ロープウェイを待つ間にしらび平駅周辺で見かけた植物です。

この花は、キンポウゲ科のクサボタン。花期は7月下旬から9月中旬。花は
先が反り返るのが特徴です。まだ、時期が早くやっと開いているのを見つ
けました。





続いては、キク科のヨツバヒヨドリ。本来は、アサギマダラを紹介したい
ところですが、<母>に先を越されてしまいました(笑)。

ヒヨドリバナ、フジバカマにも似ていますが、葉が3~5枚輪生するので
区別できます。いずれもアサギマダラが良く集まる植物です。

これらの花には、蜜にアルカロイド(毒成分)を含みます。アサギマダラ
は、アルカロイドを取り込むことで、自らを毒化し、敵から身を守ってい
ます。鮮やかな色は警戒色だったのですね。

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中央アルプス千畳敷 5

2010-08-06 07:41:23 | 
2010年8月6日 <母>

やがて空は白々と明け、星たちは姿を消そうとしている。
かわって地上の星、山頂を目指す人たちのライトが山間に瞬く。
中央下部のオレンジ色の灯りがそれです。ただ今4時05分。






南側に行ってみると、遠く下界の町はまだ眠りの中。
うっすらと南アルプスの稜線が見えています。
そして、オリオン座の星たちが大きく上がってきました。
(薄雲の中でちょっと見にくいですが)
今日のお天気は期待できそう!

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中央アルプス千畳敷 4

2010-08-05 07:34:04 | 
2010年8月5日<母>

バス待ち、ロープウェー待ちで千畳敷についたのは
午後になっていたので、その日はカールを散策。

雲の切れ間から青空が広がって来ました。
カールの最低部からホテル方面を望む。





ホテルの部屋の真下でこんな写真が撮れます。
楽ったらないです、人気の訳ですね。

北方面の空、見えている星で私にわかるのは
北極星、カシオペヤ座、宝剣岳の左で今にも
沈もうとしているのはこと座のベガです。

この日は満月から5日目の月で、見える星が
少ない分、山を照らしてくれました。

風景としてみれば薄雲のある星空も良いものなんだと
思いました。

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中央アルプス千畳敷 3

2010-08-04 08:55:27 | 
2010年8月3日 <母>

千畳敷ホテルの前で驚くべき光景が。
アサギマダラが一人の女性の手にとまっていたのです!
人を恐れないそうですがこのような場面は初めて見ました。

これを見て、何人もの人が手を差し延べたけれど、チョウは
この方の手がお気に入り、一度飛び立っても又戻って来るのは
この手なのです。






手にとまるのは塩分を求めて来るのだろうと<父>は
言っていましたが、私は別の解釈を発見したのです。

この女性のウエストに巻かれている布にご注目。
アサギマダラの胴の部分と同じ柄だったのです!
だからチョウは仲間だね、と思って寄ってきたのでは?
んー、この新(珍)発見に拍手をするのは自分だけ・・・?


photo by chichi



何枚も撮らせて頂きましたが私が一番気に入ったのはこちら。
アサギマダラは旅するチョウと言われているそうです。
旅の途中の休息、優しい手に出会えて良かったね。

ステキな手タレさん、快く撮らせて下さりありがとうございました。

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中央アルプス千畳敷 2

2010-08-03 08:50:41 | 
2010年8月3日 <母>

ロープウェーはどんどん人を運んで来ます。
臨時便が出て、9分おきに運行していました。
それでも最高三時間待ちだったとか。






カールを一周するコースは比較的楽に楽しめます。
万年雪も所々に残っていて、子供たちは興味津々。


photo by chichi




こちらは本格的登山の様ですね。
霧が降りて来ましたが、ルートはしっかりしているので
安心です。
30~40分位登った所に山小屋があります。


photo by chichi
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中央アルプス千畳敷

2010-08-02 12:45:58 | 
2010年8月2日 <母>

うだる東京を抜け出そうと、我が家の夏休みは中央アルプス千畳敷へ。
ところが、思えばここは超メジャーな観光地、しかも夏休み、しかも
土曜日、ロープウェー待ち2時間!という想定外の事実にのっけから
東京以上にうだってしまいました。

ロープウェーの順番の整理券をもらって待つ人々。
日照りのベンチで暑さに耐え待つ人々、日陰に逃げる人、林間で
キャンプ気分でくつろいで待つ人々。


photo by chichi





やっと順番が来てロープウェー乗場へ移動。
標高2612mの千畳敷まで標高差950mを7分30秒で登ります。






降り立ったところがこちら、別天地です。
2時間待ちも吹っ飛びました。
泊まったホテルの室内からこの眺め!
目の前はカール、そして宝剣岳へと続きます。

対角線魚眼+ジオラマ加工

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