●2012.6.12.縁側の日より
● 縁側の日のその後・・・
実は新しい人も来てくださっています。
行き詰っている人が目の前にいたら、
「縁側の日」を紹介せずにはおれない・・・
そりゃそうですよね(^_^)
来月の縁側の日は、
白山から来てくださっている方のお宅ですることになりました。
ホトトギスが鳴いているとか・・・
楽しみです!
●「家族が一生懸命だと、ひかれる」。
今日、心に残った言葉は・・・。
「家族が一生懸命だと、ひかれる」。
これは、一生懸命になりやすい私には思い当たることがあります。
確かに、一生懸命やっていると、実際には思っていなくても
「こうやってしてほしいのよ」と
相手に伝わっていることもあるようです。
一生懸命で、周りが見えないのか、
そのことに気づかなかったんですね。
でも、
一生懸命やっていたから、
いろんな人が助けてもくださいました。
●「聞く・話すチャンス」で解ける
「こんなに変わるんだ」という私の体験を思い出しました。
母が嚥下のリハビリのための入院から
自宅に帰ってきたばかりのとき。
私は、一生懸命の塊でした。
ある日、
ヘルパーさんの主任さんから電話がありました。
「こうすべき、と思っていらっしゃることもたくさんあると思いますが、
こちらもプロとして最善を尽くしておりますので・・・」
というニュアンスだったかと思います。
どうも、私が、いろいろな点で
「こうしてほしい」という要求を
たくさん持っていると伝わっているようでした。
「私は、母がスプーンで食べられるようになって
デイサービスやショートステイに行けるようになってほしいと願っています。
そのために『食べる』ことで
私が病院で教えてもらったことや経験はお伝えします。
その上で、
ヘルパーさんたちの経験でいいようにしていただけたら嬉しいです。
それ以外は、
『こうでなきゃ』とは全然思っていません。
ヘルパーさんのやり方でお任せします」。
「ああ、そういうことでしたか」。
その後、ヘルパーさんたちの様子も変わりましたし、
私も変わりました。
皆が楽になったようでした。
「一生懸命」が悪いわけではない。
行き違いは、
「聞くチャンス、話すチャンス」があれば、解けることもある。
そのチャンスが持てるかどうか。
私は、そう思います。
直接私と話すよう主任さんに勧めてくださったケアマネージャーさん。
それを実行して、きちんと確認してくださった主任さん。
あらためて、感謝です。
ありがとうございました。