すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

「介護の備え」は、自分磨き

2011-06-24 | 本の紹介

●2011.06.24.より

 

今日は、本の紹介です。

 「わが家流でいい!『ほがらか介護』」(羽成幸子著・鳳書院)

 6月の縁側の日に参加できない方が、
わざわざ届けてくださいました。

 字も大きくて、面白くってすぐ読んでしまいました。

 

 いま介護している方、
介護してもらっている方、
近所や親戚の人を手伝おうと思っている方、
まだ他人事だけど気になっている方・・・。

 

 お勧めです!

 余裕のあるときに読んでおくといいのではないでしょうか?
渦中にはまってしまうと読めないものです。

 

私の気に入ったフレーズを少し紹介しますと・・・。

 

 

・介護上手な人は、介護と同時進行で自分を生きている人。
・介護を楽しくするためには、介護者が心豊かになること。
・介護は自立の学校
・自分でできることが増えると、生きる気力が湧いてくる。
・ご先祖様を味方につける
・「できることがあったら何でも言ってね」より「これならできるけど、手伝おうか?」
・聞きっぱなしがいい

 

などなど・・・・

 

著者・羽成さんの趣味は、お稽古事。
61歳までに70個のお稽古事をされたとか。

 

そんな彼女の優しいユーモアとセンスに思わず、拍手!

 

 介護が人を豊かにしてくれる
「自分磨き」が介護の備えになる

 

という

意外であり当然のメッセージでした。

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