6月最終週から、
子どもたちは、夏休みに入りました。
日本語教室も
子どもたちは、夏休みに入りました。
日本語教室も
7月は、丸々お休みです。
聞いてみると、
トルコ、オランダ、
フィンランド、スウェーデンと、
どの家庭もどこかに行くようです。
どの家庭もどこかに行くようです。
だからって、
彼女たちの家が、特別なお金持ち、
という訳ではありません。
でも、日本人から見たら、
どうしても羨ましくなるのが、
夏休み。
どうして、
こんなことができるんだろう?
「家族が、夏休みを共に過ごす」。
ここに重点を置いた法律があるからです。
ざっくりですが、お話しますね。
●夏休みのための「休暇貯蓄金」
雇用者は、従業員に対して、
毎月「休暇貯蓄」をせねばなりません。
そして、毎年7月に、
その一年分が支払われます。
実は、7月は通常の給料は0円。
ただし、休暇貯蓄金額は、
毎月の給料(税金支払い前)より
高くなる設定なのです。
でも、それなら、
夏、冬のボーナスと同じじゃない?
●毎月の税金が、7月は「ゼロ」
ノルウェーでは、毎月、給料から、
いろいろな税金が引かれます。
それは、給料の額によって違いますが
平均30%だそうです。
それが、7月は、0%。
つまり、税金を支払わなくてよいのです。
休暇貯蓄金が100%手に入る。
しかも、ノルウェーでは、
ほとんどの家庭が、共働きです。
ですから、かなり大きな助けになります。
でも、うまくお金を運用すれば、
日本でも何とかなるじゃない?
日本でも何とかなるじゃない?
●夏休み「最低3週間」が、義務。
日本との最大の違いは、休暇の日数。
子どもの夏休みは、2か月。
この間に、「3週間の休みを取る」ことが
義務つけられているのです。
それも、「続けて」です。
(例えば、7月に2週間、8月に1週間と、
分けては取れない)
分けては取れない)
Edelは、小さな企業です。
私は通常、週に1~3日の勤務です。
それでも、
休暇貯蓄金も、夏休みももらえます。
その代わり、例えば、今年
8月1週目は、私一人で
月曜日から土曜日まで、働きます。
皆が、夏休みを取るために、
そこは、お互い様です。
働き者の日本人。
だからこそ、
誰もが
誰もが
まとまった休みを取れる国になってほしい。
私が、日本を離れるようになって、
最も願うことです。
日本はもう、30度越えとか。
皆さん、機嫌よくお過ごしくださいね。
2023.7.4.21:00
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