すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

夏休み明けの思いがけない感覚

2018-09-04 | ノルウェーから

 皆さん、今夏は世界的に暑かったようですが、

いかがお過ごしでしょうか?

私は一年ぶりに日本に帰り、
「懐かしい」を超える33度以上の毎日を過ごし、
無事トロムソに戻り、学校も始まっています。
さあ、ブログも休み明け。
会えた人、会えなかった人のことを思い浮かべながら書いております。
またよろしくお願いいたします。

新鮮夏野菜・愛情たっぷり手作りで迎えてもらえて、話が尽きない。ああ、これが何より!!!

ノルウエー語の勉強はしない!

せっかく覚えたことを忘れたくない。復習しておきたい。
と、日本でもノルウエー語の勉強をするつもりでしたが、
予定以上にやりたいこと、しなくてはいけないことが山積み。

そこへもって、暑いし車もなく、時間的、体力気力的に
「こりゃできん!」となりました。

日本では日本でしかできないことに専念する。
ノルウエー語の勉強はしない。(もちろん相方さんとはノルウエー語で話しますが。)

これで、どうなるか試してみることにしました。

和紙に竹細工。夏の夜を灯す明かり。日本の繊細な文化、もっともっと触れたい、知りたい。

新しいクラスで、同じテキストをもう一度

今年の私のクラスは、去年超特急で終えた2冊目のテキストを使うクラスです。

初日にして驚いたこと。
先生が話すノルウェー語が以前よりずっとわかるのです。
文を読むのは、少々手間取ったものの、以前の感覚は戻ってきました。
対話の時間は以前のドキドキがありません。
同じテキストでも発見がいっぱいです。
何より聞くのが苦手な私が、
「聞く」のに集中しても、さほど疲れなくなりました。

毎日毎日、聞くだけで精いっぱいで頭がパンパンだった去年のストレスはどこへやら。

まさか、この感覚を2か月の休み明けに味わえるとは!

どうして「違い」が生まれるのだろう?と考えるとやっぱ「歴史」をもっと知りたい。(岐阜城へ登山道から)

「自分の方法を続ける」「もどる」「休む」大切さを実感!

私には難しい授業で、どうしたら力になるのか、
と探ってきた「自分の勉強方法」は、
どうしても時間がかかり、しんどいものでした。

でも、続けてきてよかったぁ。

そして、今年度、前のテキストを復習できるクラスを選んでよかったぁ。

思いっきり日本語につかり、したいことをし、やるべきことをし、
友だち家族と過ごした時間。

それが、私の脳には最高の休養となり新しいエネルギーになったかのようです。

思い切って、休んでよかったぁ。

「自分の方法を続ける」「もどる」「休む」。

この大切さは、まさに「S.L.Sすぎな」で、
私が学び伝えてきたことです。

それをこんな顕著に確認できて、さらに私は励まされています。

一緒に演奏してくれる人がいる、場所を作ってくれる人がいる。この有難さに幸せいっぱい。

待ちに待った家族親睦会!

待ちに待った9月。
私の息子と娘、兄夫妻が来訪してくれ、
相方さんの家族と「家族親睦会」を自宅します。

この日をどれほど心待ちにしてきたことか。

さらに、その直後、友人7人が訪ねてくれます。

教室を閉じてトロムソに来て以来ずっと手探り状態でしたが、
少しずつ先が見えるようになってきました。
仕事に関しては、未だ何も見えませんが。

「先には自分が想像できないことが待っている」。

そう信じて、今できること、したいことを丁寧にやっていこう。

ベリー摘み、ジャム作りと勤しみながら、来客の準備をする9月です。

  

  

今年はklokkebær(ジャムにはできない)のジュース作りに挑戦!飲んでもらうのが楽しみ(^^♪


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