5月27日 夜11時(夜のお散歩から)
皆さん、ご無沙汰いたしました!
日本は、5月にして、もう夏日だと聞きました。
皆さん、お元気ですか?
トロムソも、すでにお日様が24時間、地平線上で輝いています。
ポカポカの日が、嬉しい!
「次回のブログは6月です」とお知らせしたのですが、
ちょっと早い投稿になりました。
ごめんなさい!
というのは、私の試験日が5月21日22日と思っていたより早く、
なんと学校も5月28日で終了したんです!
ひゃっほーーーー!!
ところで、晴子さん、一体何の試験だったんですか?
ですよねー。今日は、この試験のお話をしますね。
● norskprøven とは?
明るくても、静かに眠っているVitvei (5月27日 夜10時44分)
私が受けた試験は、「norskprøven」と言います。
ノルウェーで「住む権利」を得るための条件に、言語に関するものがあります。
・ノルウェーの社会常識のテストの合格(これについては、別途お話します)
・「norskprøven」 というノルウェー語の試験で、A2以上の合格
・ある金額以上の年収(人によって金額が違う)
私が通っていたVoksenopplæringには、
このnorskprøvenの合格のために来ている人がほとんどなのです。
では、norskprøvenには、どんなレベルがあるのでしょう?
A1・・・単語を並べて、短い文で話せる。
A2・・・基本的な日常会話、メールのやり取りができる。
これで終了する人が多い。
B1・・・複数文を組み合わせた文章が使える。
高校に行く人に必須。
B1を取得したら、学校は終了しなければならない。
B2・・・大学に行く人に必須。
B2を取得したい人には、別のコースがある。
●国からのお情け?「56歳以上は、合格しなくていい」
試験に関して、こんな配慮もあります。
・難民は、何回でも無料で試験が受けれられる。
ノルェー人を伴侶に持つものは、最初の一回を無料で受けられる。
・56歳以上の人は、norsk prøvenに合格しなくていい。
※でも、「ある程度以上の収入」は要るんですよ。
実は、私、「56歳以上」にちゃっかり入っているんです。
だから、実はこの試験を受けなくてもいいんです。
でもですよ・・・
高齢者の言語習得の難しさを考慮してくれているのはありがたいけど、
喋れなくて、何の仕事ができるの?
A2でどんなことができるの?
ここで仕事もしたいし、人と交流もしたい私は、こう決めました。
一回だけ試験を無料で受けてB1をとって、学校を卒業する。
では、つづきまして、明日
「どんな試験だったか?」をお話しますね。
雪解けのせせらぎで咲き始めるリュウキンカ(5月27日 夜10時42分)
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