展覧会などで拝見すると福留太郎のコレクションは、超一級の美人画揃いという印象と女性像という事で少しだけ無理な蒐集作品もあるかなと感じることがありますが、ただその画家が描いた作品には違いないので、各画家が女性をどのように捉えていたかがよくわかり勉強になります。







例えばこちらは私もお名前を知らなかった大正から昭和に活躍されて作家さんの作品ですが、
「これは女性が女性を描いた作品かな?とてもモダンで立派な女性が描かれている、、自立した女流画家さんの手によるものかな」というような何となくのイメージはわきます。男性は余りこういう風に女性を描かないように思います。もっと遠くを見させる気がします。

亀高文子さん。なるほど、小杉放庵、満谷国四郎、中村不折など影響を受けた画家達の名も一流でした。

同じように眼差しはキリッと感じますが、こちらは男性作家の作品で、勿論私もわからなかったのですが、言われてみるとタッチがね!という感じでした。
和田英作の作品なのです。男性からの妙な視線を一切感じない作品。何とお伝えすれば良いのでしょう。
ひたすら絵を描く事に徹している印象が強いのですね。

さて、床に置く椿の花など如何にも〜😍の裸婦像です。
けれどこれを見て甘ったるいとかいやらしいとは余り感じないのですね。
心のどこかで、女性はこうじゃなきゃいけないかな?と女性自身にも思わせてくれるような不思議な描写力があるように思います。
当時にしては大変斬新な裸婦像であったはずです。
確認をしてこずに帰宅してしまったので、間違えていたら後から訂正致しますが、確か中村不折の作品だったと記憶しています。
さて、さてクイズはこちらです💁♀️

この裸婦は誰の作品でしょうか??
当店のお客様にはこの作家の作品をお持ちの方は多いです!
これがヒントです🎵
勝手なクイズで申し訳ありませんが、こういう時、私は随分エネルギー不足になっている事が多いので
おわかりにならなくても、ブログのご感想などお寄せいただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します😊
