つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

お知らせ

2025年04月03日 | 佐橋美術店よりのお知らせ
こちらは佐橋美術店(HPへ)のブログでございます。

営業日時やご来店のご予約状況などはこちらでご確認くださいますようお願い致します。

通常営業は祝日を除く
      火曜日~土曜日 
      11:30~17:30
とさせていただいております。

勝手ながら急用などで外出をさせていただくこともございますので、できましたらご来店にはご予約を賜りたく、ご協力のほどお願い申し上げます。

ご予約は、休廊日、営業時間外でも承ります。どうぞご都合の良い日時をお知らせくださいませ。

佐橋美術店連絡先 

電話 052 9384567
不在のおりには、 留守番電話にお名前をお残しください。

メール sahasi2009@castle.ocn.ne.jp

携帯 09056010068
   ショートメール可


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のご案内

◇ ~30万円  ☆ ~50万円  ☆彡 ~100万円 ☐ ~200万円  ⨝ ~300万円  ⁜ ~500万円  ⏺️ 要お問い合わせ


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今週の佐橋美術店

2025年03月06日 | 佐橋美術店の展示・展覧会


応接室のご紹介の前に、少しショーウィンドウをご覧いただきますね。



鏑木清方の「高砂雛」を数日ですが飾らせていただくと、とても沢山の方達が当店の前に立ち止まってくださいました。

やはり特にご婦人方が多かった気が致します。作品自体もとてもスッキリ美しいのですが、この表装がまた素晴らしく、今ではここまで手を掛けることはできないだろうと思えます。






撮影がまずく申し訳ありません。小窓の上には福井の孔版画を飾らせていただきました。こちらも見上げてくださる方が沢山いらしてくださいます。

10~15万の価格設定にも魅力をお感じいただけているのかもしれませんね。








さて、応接室です。
床の間には、こちらもお預かりした小杉放庵の双福軸、「金字心経水墨観音」を飾らせていただきました。




紺地に金泥で「般若心経」が放庵の筆で書かれ、もう一方のお軸にはとても優しい観音様が墨の線描で描かれています。

未醒時代の制作ですが、放庵らしい線と意匠、お洒落な装丁の作品です。
宗派を問わず、また時季に左右されずお飾りいただける小品ですね。

41×27㎝ ◇














応接室のドアを開いた正面には山口薫展の際の1番人気の作品を飾らせていただきました。

15号の大きさで展覧会の際には壁に掛けて頂いたのでてっきり重い作品だと思っていたのですが、ここまで運び、私1人でこの壁に
吊るすことができましたので、どなた様にもそうご苦労をおかけしないのではないかと思えました。
近くでじっくりご覧いただければ幸いです。






こちらの壁には過去一年の展覧会を思い出すように当店の鳥海青児の4号「夕のベニス」と森芳雄の「赤い部屋」を飾りました。
どちらも「大人の絵」です。









ソファの上には織田広喜の4号の風景を飾りました。
よく見るとチラチラと雪が舞っています。

同じ孤独の表現であっても、福井のようであったり、織田のようであったり、、感じる温かさの印象が随分違うように思えます。

どちらが辛いのか?どちらが楽なのか?

結局同じかな?と思えます。




3回に分けてざっと店内の様子をご紹介させていただきました。


佐橋と私で集めた在庫作品も以前よりは少なくなって参りました。


それでも、各お客様にこれらの作品をお持ちいただけるのでしたら大変光栄に存じますので、
お気軽にお声がけをいただけますようお願い申し上げます。


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今週の佐橋美術店

2025年03月05日 | 佐橋美術店の展示・展覧会
今週の佐橋美術店、通路から後ろの展示作品をご紹介いたします。

正面には弥栄画廊さんからお預かりしている小絲源太郎の油彩「遠雨」という作品を飾らせていただきました。
14.5×23㎝の小さな作品ですが、海と湧き立つ雲、そして虹が描かれたとても素敵な小品です。




GKサインより少し前の時代、1950年代の制作かと思います。
勿論、各お客様にお納めは可能でございますが、お預かり作品ということでブログでのご紹介はご許可をいただくまでひとまずここまでとさせていただきます。

もし、ご興味をお持ちくださいましたら、誠に恐れ入りますがメールなどでお問い合わせくださいますようお願い申し上げます。




通路、キャビネット上にも小絲のミニの油彩、「パンジー」を飾らせていただきました。こちらもお預かり作品ですが、飾らせていただいた土曜日にご来店のお客様がお気に召してくださり、お約束を頂戴いたしました。







パンジーとしてびっくりするような出来の良さ!まさに完品です。

距離を取れば取るほど作品がはっきり見えてきます。








小絲のアトリエの画像です。すっきりとしていますね。

小絲の作品は技術の高さはもちろんのこと、「率直」であるような気がして私は好きです。

画像で見させていただいた時より、お運びいただき実作品を目前にするとその「気持ちよさ」が真っ直ぐに伝わって参りました。








最近のことなのに、良く覚えていないのですが〜ご来店のどなたかが、確か「印象のあれを飾って!」とおっしゃってくださったような気がするので、皆様の人気が高い「晴雪」を通路に掛けさせていただきました。

嫁ぎ先を選んでいるのは私ではなく作品自身?と思うほど、どんなに口説かれてもなかなか首を縦に振らない、さまざまなご縁が今まで不思議と断ち切れてきてしまった作品です。誰を待っているというのでしょうか。親としては婚期が気に掛かります😅








佐橋美術店の通路はバカにならない。そう思っていただきたく素描を2点、引っ張り出してまいりました。

土田麦僊と小林古径。

技術、品格。
東西画壇比べのようなものですね。

素描にこそ画家の本質が現れるというのは、ただ資金的に苦しく素描しか扱えなかったという理由からだけではなく、あの23年前の小さな店から当店が一貫して思ってきたことです。


皆様には堂々と素描をお集めいただきたいと思っています。素描を選ぶのは、その画家のことが良くわかっていないと実はとても難しいのだと感じます。









図書室には版画を。

こちらも人気が高い加山又造の「月とサイ」 久しぶりに駒井哲郎の銅版画を出しました。

どちらの版画も弥栄画廊さんから仕入れさせていただいたのだなぁと思い出しました。

応接室の作品はまた次の記事にご紹介いたしますね。








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今週の佐橋美術店

2025年03月04日 | 佐橋美術店の展示・展覧会
更新が遅くなり失礼いたしました。

先週も思いがけず多くのお客様にお会いすることができ幸せでした。

また何かに急かされるように、私のできる精一杯の範囲で、3月1日の土曜日に一挙に作品の掛け替えをさせていただきました。

その様子をお休みをいただいている間に皆様にブログでご紹介したいと思っていましたが、なんとも。。土曜日の夕方に施設にお世話になっている佐橋の母が胃腸炎で病院に緊急搬送をされてしまい、丁度ご来店いただいていたお客様にもご迷惑をお掛けして急いで病院に駆けつけました。


何分95歳の高齢ですので、経過観察入院、昨日の様子では少し元気になっているようでしたので少し安心いたしましたが、入院手続きなどは毎回「最初から」で、土曜日は結局自宅に帰ったのは0時近くになってしまいました。


病院にお世話になっている間はかえって安心ではありますが、念の為、恐れ入りますが今週のご来店にはできるだけご予約をいただきたく勝手ながらお願いを申し上げます。







まだ不安定な天候が続きお寒く、又私自身も一挙に福井の作品を倉庫に仕舞うのは大変なので、エントランスとギャラリーには福井の雪景色を残しました。

丁度週末にご来店いただいた弥栄画廊さんの「この作品とこの作品、あちらの3点とか〜もう一度出会っても必ず買うだろうなぁ」という作品評価のお言葉を参考に、そして私自身のお気に入りも鑑み「弥栄×佐橋セレクト雪景色」として展示作品を残させていただきました。

そして、自画自賛になってしまいますが、エントランスからギャラリーは今まで以上に高雅な空間になりました。
今朝も2日ぶりに出勤をして本当にうっとりしてしまいました。







お芝居なら、現代劇より歌舞伎、歌舞伎というよりお能を鑑賞しているような気持ちになります。














ショーウィンドウに飾っていた3点は毎日きちんと見ていませんでしたので、改めてのご対面。
どれもとても質の高い作品でこちらにに飾らせていただいてしばらく眺めさせていただくのが楽しみです。


通路から後ろは当店の作品を中心に飾らせていただいています。

続きのご紹介の記事はできるだけすぐに書かせていただきますね。

ホームページの更新もさせていただきますが、準備が間に合わず不備も多くなると存じます。
順に調整して参りますので、しばらくお時間をいただきますようお願いいたします。








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山口薫

2025年02月28日 | 佐橋美術店よりのお知らせ
先日、福井展にお立ち寄りくださったお客様に「やっぱり山口薫のあの作品が気になるのでもう一度見せていただけますか?」とおっしゃっていただきました。

山口薫作品は一部の作品を除いて弥栄画廊さんにお返ししておりますので、早速連絡をさせていただきこのガッシュの作品を翌日には届けていただくことができました。

私の大好きな作品、「いのり」





箱から出し作品を2ヶ月ぶりに見てみると、やはり良いなぁ〜と思えました。

ご依頼くださいましたお客様もまもなくご来店くださり、とてもお気に召してくださって、早速昨日納品をさせて頂くことができました。





数年前に当店から山口薫の名前もご存知ないまま、この「顔」という作品をお求めくださったお客様ですので、薫自身というより薫の作品についてのご理解は十分深くていらっしゃると思います。

この作品と日々お暮しくださってからの「いのり」という作品のチョイスも、
女性のお客様らしい素敵なコレクションだと感じます。



福井の雪景色の中においても、違和感なく薫らしい表情をそっと見せてくれました。



「やはりあの作品が気になる」
特に美術品との出会いの場合、それは他のお買い物時より多く感じることではないかと思っています。

幸い、弥栄画廊さんと当店はとても近い位置にありますので、今まで展覧会でご覧くださった作品を再びご覧頂く事は簡単にできますし、直接弥栄画廊さんにお問い合わせをいただいてもよいと存じます。


何年も経ってしまっていなければ、展覧会時のプライスカードを基準に2店ともに価格をご提案申し上げます。





丁度弥栄画廊さんもホームページを更新中でいらっしゃいます。

よろしければ、ぜひそちらもご覧くださいませ。







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