つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

五月の頃に 初日に

2018年05月24日 | 日記・エッセイ・コラム

珍しく晴天に恵まれ、展覧会の初日を無事に終えることができました。

会期間際のご案内にもかかわらず、お客様がご来店くださいましたことを心より嬉しく存じます。

誠にありがとうございます。

 

午後には、以前お嬢様のご出産に際し、土田麦僊の犬の玩具の描かれた可愛らしい作品をお求めくださったお客様がお忙しい中をお立ち寄りくださいました。

お嬢様は4月に無事にご出産を済まされたとお知らせいただき、麦僊の絵の前にご家族皆さまがお揃いなられたお写真、また何とも可愛らしい、金太郎さんのような美男子のお孫さんの写真もお見せくださいました。

お写真を拝見し、私達も幸せをおすそ分け頂いた気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

そして、このお客様は、私がブログで奥村土牛の犬香合の記事を書かせて頂いたのを覚えていてくださり、お手持ちの法華寺のお人形をお鞄にしのばせてお持ちくださいました。

土牛が描いたのは昭和30年代まで作られていたという香合ですが、私はこのお人形のほうの実物も

見たことがありませんでしたので、大変嬉しく拝見させていただきました。

写真で見ているより、丹精で、とてもとても可愛らしいお人形さんでした。

 

 

 

ネット上に記事を書くことの意味も、怖さも私なりに理解しているつもりでおりましたが、

このところ、お問い合わせやご来店、励ましのメールなどを多く頂き、名古屋の店だけにとどまず、このブログを通し、全国の皆さまと、しかも大変お心の深い皆様とご縁をいただいていますことに驚きをおぼえています。

作品のお納めやご連絡の有無にかかわらず、ブログをお読みくださる皆さま、お一人お一人にお礼を申し上げたい気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます。

 

また展覧会の様子も書かせて頂きます。

 

明日は特別暑くなるそうです。どうぞ皆さま、お気をつけてお過ごしくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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