少し時間が空いてしまいましたが、ひきつづき展示作品のご紹介をさせていただきます。
図書室には、朝井閑右衛門の作品と筧忠治のキャンバス・油彩6号の「花」を飾らせていただきました。筧作品は、質のわりには大変お値打ちなので特に当店の前をお通りのお客様に版画も含め、ときどきお求めいただいています。
ちょうど先日浅野弥衛の作品を家具屋さんからお戻しいただいたので、当店には珍しく通路には抽象画を幾つか掛けさせていただくことにしました。
まず版画家の二人の作品から。
先日ご紹介させていただいた清宮のガラス絵と駒井哲郎の銅版画です。
清宮は版画だけでなくガラス絵や水彩画も手がけましたが、駒井は版画一筋の作家。
それでも十分に見どころをわけてくれるのがこの作家の良いところだと思います。いつもとてもおしゃれで、品がよいですね。
つづいて、浅野弥衛のパステル画2点とスクラッチ・フロッタージュの作品。
浅野は私が名古屋に住むようになり感じている三重県ご出身の方たちの
優しい感じ、温かい感じ、そしてどこか理知的な感じをそのまま作品に表現しているような作家だと思います。
ただひたすら感じること。
抽象画の鑑賞には一番大事なことではないかとこの頃考えます。
具象画の鑑賞で「見ること」に信頼を寄せすぎてしまっている私たちにはよい刺激になるように感じます。
珍しく応接室の作品たちも画像に収まってくれました。
土壁に、近代日本洋画作品はしっくりなじみます。特にこの寒い時期には独特の空気を醸し出してくれます。
土壁に、近代日本洋画作品はしっくりなじみます。特にこの寒い時期には独特の空気を醸し出してくれます。
ざぁーとですが、展示作品をご紹介させていただきました。ショーウィンドウの作品はまた後日ご紹介いたします。
ホームページの移設で各作品の価格表示がご覧いただけない状態になりましたので、今回ご紹介した作品の価格についてもみなさまに何かお伝えできる方法を考えたいと思っています。
しばらくお時間をいただきますようお願いいたします。
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