今年はなかなか展覧会に出かけられずに居りましたが、先週末四つの展覧会を観ることができました。
国立新美術館「開館5周年 パリとプロヴァンス セザンヌ」 6・11まで
国立新美術館「エルミタージュ美術館 世紀の顔西欧絵画の400年」 7・16まで
(7月28日~9月30日まで名古屋市美術館でも開催予定)
角川本社ビル「この手のひらに花をのせて高山辰雄生誕100年記念特別展」 6・30まで
ブリジストン美術館「開館60周年記念あなたに見せたい絵があります」6・24まで
国立新美術館は広く、混雑もしていましたので少々疲れましたが4つの展覧会はどれも見応えがあり、よい刺激を受けました。
セザンヌ展では「りんごとオレンジ」はもちろんのこと、「サント=ヴィクトワール山」を描いた2、3の作品に特に見入りました。水墨画を見ているような不思議な感覚を覚えます。
飯田橋の角川本社ビルでは角川コレクションの高山作品を見ることができます。本社ビル1,2階の会場は規模が小さく、飾られている作品数も少なめですが、大変よい作品が並び、入場料500円で十分楽しむことができます。1999年の紙本 「花と金星」には佐橋も私も深く感動し、印象に残りました。
ブリジストン美術館の記念展は、今まで何度も見ている作品に多く再会することになりましたが、さすがブリジストン! 質、量ともに記念展にふさわしい展覧会になっていると思います。
今年はこれから東京でよい展覧会が続きますので、上京してはまとめて鑑賞する機会が増えそうです。