自宅に植えた石蕗の花が咲きました。
ひろしま美術館さんのサイトがとても簡潔に金山の紹介をしてくださっているのでご紹介致しますね。
一昨年の夏、佐橋の背中に粉瘤ができ腫れて、布団に背中を置くこともできなかった時
このツワブキの葉が大いに助けてくれました。
葉を少し火で炙り、ぐちゃぐちゃと揉んで背中に当てて置くと、腫れが少しひき、痛みが和らぎました。
応急措置としてですが、この一年中艶やかに濃い緑の葉はとても強く、抗菌作用に優れているようです。
はじめは近くの神社の庭から一枚だけいただいてきましたが、バチが当たりそうで怖く(涙)
苗を求めここに植えました。
今ではもっぱら観賞用ですが、元々お薬はほとんどが植物由来であったと思い、おばあちゃんの知恵や
民間療法も優れた日本の知識、伝統だと思えます。
洋花に比べ派手さは全くなく、よく見れば不思議な植物ですけれど、石蕗を植えたこと、そしてこうしてこの季節に黄色いお花を見るたびに、あの時の辛かったこと、よく佐橋とがんばれたことなどを思い出します。
自然の営みは、人間にとって時には無情で残酷なものですが、その美しさの発見や生活の糧としての価値づけは地球上で人間だけがしてきたことですので、その伝統と美意識の再確認は、これからを生きる私達にもとても大切なことのように思えます。
金山平三の作品について、いろいろ書かせていただこうと思いましたが、少し調べ物をしてみると金山のその破茶滅茶な個人像に
翻弄されて、頭がごちゃごちゃになりますので少し時間を置いてからにさせていただこうと思います。
とりあえず、
ひろしま美術館さんのサイトがとても簡潔に金山の紹介をしてくださっているのでご紹介致しますね。