つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

お知らせ

2025年02月28日 | 佐橋美術店よりのお知らせ
こちらは佐橋美術店(HPへ)のブログでございます。

営業日時やご来店のご予約状況などはこちらでご確認くださいますようお願い致します。

通常営業は祝日を除く
      火曜日~土曜日 
      11:30~17:30
とさせていただいております。

勝手ながら急用などで外出をさせていただくこともございますので、できましたらご来店にはご予約を賜りたく、ご協力のほどお願い申し上げます。

ご予約は、休廊日、営業時間外でも承ります。どうぞご都合の良い日時をお知らせくださいませ。

佐橋美術店連絡先 

電話 052 9384567
不在のおりには、 留守番電話にお名前をお残しください。

メール sahasi2009@castle.ocn.ne.jp

携帯 09056010068
   ショートメール可


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のご案内

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結局宣伝です✨

2025年02月24日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日お散歩ついでに立ち寄った本屋さんの棚に息子の本を見つけました。

嬉しさというより、とても不思議な感じがしました。

2冊目の本。




そしてつい最近、3冊目が出版されました。

研究本なので皆さまにご心配いただくことは全くございませんが、息子がお子さん達に注ぐ視線は、私達が美術品を通して感じる物故作家や現代のコレクターさまへの共感に繋がるものだと思えました。職種を超えて通じるものが仕事には確かにありますね。そんな事、本人の前で言うと何を言われるかわからないので密かに感じて喜ばなくてはいけないのですが〜本当に親ってなんとなーく辛いものです。


時間は過ぎていくもの。

1冊目の出版を喜び、大事そうに息子の本を開いていた佐橋の姿を思い出します。


家族それぞれが静かに「今」に納得し、ささやかな希望を持って沢山の皆様の中に溶けて生きていけるよう、きっと遠くから見守ってくれているのだと思います。



私もまた明日からです。
みなさまどうぞよろしくお願い申し上げます。










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今週の佐橋美術店

2025年02月22日 | 福井良之助展
更新が遅くなり失礼いたしました。こういうとき、まず「元気でおります」とお伝えするのが習わし。独り暮らしをしてからすっかり定番のご挨拶となりました。

今週は名古屋も本当にお寒い日々がつづきました。店の小窓からは何ども雪がちらちらと見えました。

こんな寒い時に~と思いながら、こんな寒い時からなのか?今週は初めてご来店くださる皆さまに沢山お会いすることができました。

福井の雪景色に感動していただき「なんて静かであたたかいのかしら」「こんな画家さんがいらしたのですね」というご感想も沢山お聞きすることができました。

私自身もみなさまとお会いしお話をさせていただくうちに「なぜ弥栄さんは雪景色ばかり?」の疑問がさぁ~と消えていく気がいたしました。





店の前をお通りになられてふと店に入って来てくださるのは、今回男性が圧倒的に多いのですが、不思議に思って少しお話させていただくと「冬が好きで」や「生まれたところによく雪が降ったので」というお声もお聞かせいただきました。

当たり前のご意見かとも思いますが、私にとっては意外というかとても勉強になることでした。

「静かで温かい」というみなさまの福井作品への〝感動〟は同じであっても、
その所以は様々なのだという気づきがありました。

それぞれの皆様がお持ちでいらっしゃる雪のイメージ、経験、原風景はまったく別々なものなのですね。

佐橋美術店にお立ち寄りくださり福井良之助の作品を、今、ご覧になられるまでの、みなさまの長い時間、多くの経験、思想、、そういった全てを掬い取り、「静かであたたかい」という万人に通じる〝共感〟を生む作品を描くこと。それが芸術の普遍性なのだと思います。

そして、福井は若い頃より、そうした生死を超えた人間の普遍性を求めて作品を作り続けました。

その作品のとおり、福井展にご来店の方々はゆっくりと増え続けてくださっています。

時々は雪に降られながらの出勤となりますが、最後まで、出来るだけ丁寧にみなさまに福井作品をご紹介したいと思っています。






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余寒お見舞い申し上げます。

2025年02月18日 | 福井良之助展
今日の名古屋は冷たい風が吹き、ときどき雪がちらついています。
季節的には余寒というのでしょうけれど、本当にお寒く、小窓から見える歩道では皆さん厚着をして体を丸めながら歩いていらっしゃいます。

先週末にお雛様を出しました。
そのためでしょうか?



或いはショーウィンドウの張り紙を替えた為でしょうか?土曜日には本当に
お若い方達が何人か福井作品をご覧くださいました。











お帰り掛けに、もう一度店内に戻り何かお探しの様子の女性にお声がけすると
「この作家さんの略歴とかありますか?」と尋ねていただき、「え~と、すぐにプリントアウトできないので壁に貼ってある分でもよろしいですか?」と
略歴の裏のセロテープをはがしながら「この作家さんにご興味をおもちくださった?」とお聞きすると「はい、とっても素敵な作品ばかりで見せてもらってよかったです」とおっしゃっていただきました。













画廊は絵画を売るところではありますが、案外こちら側、つまり売り手がすることはいつも同じ。売れても売れなくても同じ。そう思うのです。

ご覧くださるみなさまの心が動けば、それは良い作品であり、その瞬間の感動や共感に人生の価値を見出し、ご予算を組んでくださるのがコレクターさまです。

作品と出会われ、心を動される、その形に見えないものを金銭を通し現実の世界に形として引き出してくださるのがコレクターさまなのです。

皆様に感謝しながら、今週もできるだけたくさんの方に福井作品をご紹介したいと思っています。

今週はずっとお寒さが厳しいようです。どうぞ、みなさまご自愛くださいませ。







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もうすぐ二歳

2025年02月14日 | 日記・エッセイ・コラム
今日は義娘のMahoが孫娘を連れてお仕事の手伝いに来てくれました。

入力作業やら、在庫の管理やら。。とにかく短い時間で効率よく仕事を片付けてくれるので大助かりです。

またその間、私はひたすら可愛い孫と遊べるので幸せです。

ときどきこのブログにも登場してもらったお兄ちゃんは四歳半になり幼稚園に通っているので、今日はもうすぐ2歳になる
妹のKiinoがお相手をしてくれました。

子どもというのは、ただ可愛いとか成長が楽しみだとかそういう魅力ばかりでなく、本当に繊細なしかも偉大な感性を持っていることにいつも驚かされます。それは、自分が子供を育てている時には全く気づかなかったことです。

良寛さんは、子供とずっと遊んでいたとよく聞きますが、それはただ偏屈だからという理由だけでなくおおいに子供に学ぶところがあったからではないかと思うくらいです。


自分で生きていく力を持てない子ども達は実は本能的にかなりの不安を抱いていて、だからこそ嬉しい時にはニコニコ笑い、寂しい、怖い時には大いに泣くのだと最近考えます。またまだおしゃべりが上手にできないからこそ、親は勿論自分の周りの大人達の
態度に非常に敏感で、怒られればこちらの想像以上に傷つき、褒められたら救われたような優しい顔をします。

心の症状は体の症状になって表れもします。また傷つくことで、より強く聞き分けのない態度を示します。

歳を重ねれば人間の器が増してどんどん理性的になれると信じていた幻想が打ち砕かれそうになっているわたしの今、まだ理性に縛られていない孫達の姿、個性に学ばせてもらうことが本当に沢山あります。

一緒に遊ぶのには体力が必要でへとへとになって「命懸け😭」の部分もありますが、その疲れを忘れさせてもらえるような発見が幾つもあるのです。

クレーのいうように、福井の言うように、生まれ出でるところ、帰り着くところが同じであるのなら、高齢者と子供達の間に真の情愛が交わせるのではないかとも感じます。







Kiinoは女の子らしく、お世話好き。
2歳にして今日は店中の立体や飾っているお人形達にお菓子を配ってくれました。
佐藤忠良の少女には「いそいで、いそいで」とひとりごとを言いながら、せっせと飴を3つ!
配るお菓子の量には、何か彼女なりの評価があるのかもしれません。








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