最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

スペースシャトル・ディスカバリー

2005-08-04 21:19:29 | 医療と健康
日本人宇宙飛行士、野口聡一さんを乗せた
スペースシャトル・ディスカバリーが無事打ち上げられた。
宇宙ステーションとのドッキングも無事に行われたが、
コロンビア事故の再発防止策として、
新たに導入されたロボットアームによる
機体損傷の確認作業で次々損傷箇所が見つかり、
修復のため、地球への帰還が遅れるといわれている。

このニュースを見ていると、人間ドックをつい思い浮かべてしまう。
ロボットアームがMRIやCTや腫瘍マーカーなどに当たる。
知る方法がなかった時には、あの小さなタイルの破損と同じように
体の中に様々な小さな故障箇所があっても、今までのシャトルと同じように
そのまま飛行を続行し、我々ならば普通の生活を続け、
大気圏突入のような、激しい運動や、徹夜の仕事などもしていた。
しかしいったん知ってしまうと、修復しないで生活を続けると
何かが起こってしまった時には、何故、分かっていたのにそのまましていたのか?
と自他共に、後悔してしまうだろう。

分かることは、確かに進歩ではあるが、不安が増してしまったり、
完全を求めようとすると、新たな、問題を生んでしまったりする。

「問題にするほどのものでない、損傷、故障」????って言葉。
私の脳動脈瘤みたい。
コメント (4)
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