←児童館図書室
←読み聞かせ(Hさん)
今日は児童館でお話ひろば。
私が今日読んだ本は、韓流ブームにあやかって朝鮮の昔話「さんねん峠」
本を出した途端、「あっ、知ってる!教科書に出てるモン」
3年生の教科書に載っているそうだ。
でもその子はこの話が大好きのようで、全部覚えていて、
私が読むのに合わせて口ずさみながら、楽しんで聞いてくれた。
「さんねん峠は、そこで転ぶと3年しか生きることのできなくなるといわれている峠。
お爺さんは、うっかり足を滑らせてそこで転んでしまいます。
『もう3年しか生きられない』お爺さんは、病気になってしまいます。
するとすいしゃやのトリトルが来て、『1度転べば3年、2度転べば6年、
3度転べば9年。何度も転べば長生きできるはず』と教えてくれます。
そこでお爺さんは峠に行って、どこからか聞こえてくる
『えいやら、えいやら……
一ぺん転べば3年で 十ぺん転べば三十年………』
という歌に会わせて何回も転び、すっかり元気になって長生きしました。
峠で聞こえてきた歌は、誰が歌っていたのでしょう。
それは、すいしゃやのトリトルだったのです」
チャンチャン、おしまい!というと、
「あっ、教科書と違う!教科書は“誰だったのでしょう? ”で終わっていたよ。
それで先生が、誰だったのでしょう?と質問して、“トリトル”って意見が多かったんだよ」と、その子が教えてくれた。
さすが、教科書は、教育的!フフフ
←読み聞かせ(Hさん)
今日は児童館でお話ひろば。
私が今日読んだ本は、韓流ブームにあやかって朝鮮の昔話「さんねん峠」
本を出した途端、「あっ、知ってる!教科書に出てるモン」
3年生の教科書に載っているそうだ。
でもその子はこの話が大好きのようで、全部覚えていて、
私が読むのに合わせて口ずさみながら、楽しんで聞いてくれた。
「さんねん峠は、そこで転ぶと3年しか生きることのできなくなるといわれている峠。
お爺さんは、うっかり足を滑らせてそこで転んでしまいます。
『もう3年しか生きられない』お爺さんは、病気になってしまいます。
するとすいしゃやのトリトルが来て、『1度転べば3年、2度転べば6年、
3度転べば9年。何度も転べば長生きできるはず』と教えてくれます。
そこでお爺さんは峠に行って、どこからか聞こえてくる
『えいやら、えいやら……
一ぺん転べば3年で 十ぺん転べば三十年………』
という歌に会わせて何回も転び、すっかり元気になって長生きしました。
峠で聞こえてきた歌は、誰が歌っていたのでしょう。
それは、すいしゃやのトリトルだったのです」
チャンチャン、おしまい!というと、
「あっ、教科書と違う!教科書は“誰だったのでしょう? ”で終わっていたよ。
それで先生が、誰だったのでしょう?と質問して、“トリトル”って意見が多かったんだよ」と、その子が教えてくれた。
さすが、教科書は、教育的!フフフ