最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

医療保険(2)

2005-08-31 17:05:36 | 医療と健康
8/10のMyブログ「医療保険」で、医療保険は
個人で掛ける保険を基本にするのでなく、あくまで、社会保障であるべきと書いた。
しかし、これからの世の中、少子高齢化で、
どんどん嵩んでいく医療保険費の財源をどこに求めるかは、難しい問題だ。
まもなく老人の仲間入りをする団塊の世代の私としては、非常に関心のあることだ。

私がよく読ませていただいている、ひげ鯨先生のブログ★balaine★ひげ鯨の日々
「これだ!」と思うことが書かれていたので紹介したい。
先生は、医薬品製造販売会社、医療器具製造販売会社などの「ビジネス」に
大きな負担を要求していくことが必要と書いているが、
「そう、そこだ!」と思わず、手を打ってしまった。
MRIやCT等高価な医療機器が安いのか高いのか私には見当も付かない。

しかし、私が2度目の頭の手術でしばらくの間、
頭骨の一部を外したままでいなくてはならなかった時、
頭を守るヘッドギアのような帽子を作った。
ホントに簡単なあのオームの信者が被っていたようなものだった。
業者が入って作るというので、最初、看護士さんに値段を聞くと
「う~ん、確か、6,7千円だったかな?」といわれたので、
「そんなものか」と思ったら、実際来て作ってもらったら、ナント7万円!!!
もちろんそれは、夫の勤め先の保険で出たが、実物と値段があまりに不釣り合いで、
看護士さんが、一ケタ間違って教えたのもうなずける。
以前、ぎっくり腰になって、コルセットを作った時も高いものだと思ったが、
そういった簡単な治療器具などもあまりに高すぎると思うのだ。
最近、テレビや新聞で
「薬はジェネリック(医師の間ではゾロと呼ぶそうだが)でお願いします」ということが、
医療費も安くなって患者にも、医療保険維持のためにも必要だと書かれている。
(私も言ってみたが、私の使っている降圧剤はまだ新しいので、ゾロはありませんといわれてしまった)

元気で働ける年代の人口が少なくなり、医療を受ける人口が増えてきたら、
みんな~患者(患者になりうるみんな)、医療関係者、医療で儲けている企業~ が
負担していかなければ、社会医療保険制度は維持できない。
痛みを伴うなら、みんなが痛みを伴う改革じゃなきゃね!…そう思いませんか?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする