今日は外来診察。
血圧は、少し寒くなって、やや上昇気味だが、順調。
10月22日にベビー脳動脈瘤の成長具合をチェックするMRI予約。
今日は、学生が診察を見学していた。
最近脳外科は大変すぎて、小児科、産科と同じく志す学生が少ないといわれています。
脳は人間の人間たるを司る器官。
ここの病気は難しいが、何よりやりがいがあると思うので、
ぜひぜひ多くの医師を目指す学生に携わってほしいと思います。
さてさて、いつもの調子で診察後、質問してみた。
最近私のサイト「しぶとく生き残るためのヒント」のBBS「しぶとく生きる掲示板」に書き込まれた話。
くも膜下出血で手術をしなかったケースの話です。
手術をしなかった人の話は前にも聞いたことがあった。
くも膜下出血は再出血を起こしやすいので手術をするといわれているのに
手術をしなくて再出血は大丈夫なのだろうか?
そのまま引用させてもらいます。
「連れ合いが」…こねこちゃん
連れ合いが7月23日午前6時過ぎくも膜下出血になりました。詳しく申し上げます。
7月23日連れ合いに6時過ぎに朝食の用意ができたと寝室へ起こしに行きました。
彼はダイニングキッチンへきて気持が悪いからとまた部屋へ戻りました。
7時頃様子を見ると頭が痛い、吐き気がすると言って寝転がっていました。
8時頃トイレ行きたいと起き上がるも激しくふらつきとても起き上がれない状態。
その後何度かトイレへ行きたがるも、
やはりふらつきが酷くあちこちぶつかりながらやっとトイレへ行く始末。
これはおかしいと流石に思い、病院へ連れていくことにしました。
しかし、記憶もおかしくなってきており、自分の財布や保険証等など場所が分からない様子。
10時頃やっと病院へ到着しました。
その時もトイレに行きたがり、もちろん車いすに乗せていました。
様子がおかしいので近くにいた看護師の方が手伝ってくれました。
その時も尿も出ず失禁しておりました。
看護師のかたはすぐに救急外来に運んで下さり、
そのまま、脳神経科、脳外科に回され、くも膜下出血と診断されました。
致死率50%、助かっても3分の1は後遺症が残る。と言われました。
しかし、このブログの“しぶとく生きる”のように後遺症も何もなく
退院することができました。
今は自宅療養中でございます。9月からは仕事に復帰する予定です。
彼の言うところによりますと、出血する瞬間がわかったそうです。
彼の場合は急に頭の中でザーっと激しい雨が降るような音がしたそうです。
そして虹色の光が何本も飛び交っていたそうです。
わたくしは今後がとても不安です。
みなさま何か気をつけていることがあるでしょうか?
ちなみに彼は徹底的に検査したのですが、出血部位はわかりませんでした。
したがって手術等は何もしておりません。
主治医によると、原因が分からない方が予後がいいそうです。(笑)ホンマかいな?
私 :先日、私のサイトの掲示板に、くも膜下出血で出血部位がわからずに
手術をしないで退院したと書き込みがあったのですが、
それは脳動脈瘤が破裂したのではないということでしょうか?
Dr. :手術をしない場合、2つのケースがあります。
1つは脳動脈瘤がわかりにくい場所にあって見つけられないケース。
もう1つは脳動脈瘤破裂ではなく血管が切れた場合です。
私 :血管が切れたというのは脳内出血と同じようなことですか?
Dr. :そうです。脳動脈瘤破裂でない場合はたいてい症状もどちらかというと
軽い場合が多く、予後もいいことが多いですね。
私 :予後も多分いいって、主治医に言われたって書かれていました。
Dr. :じゃぁ、多分それだと思いますね。
私 :そういう場合は太い血管が切れたのではないのでしょうか?
Dr. :いえ、どこが切れたかわからないわけですから…
そうよね。くも膜下出血は脳脊髄液の中に血液が広がってしまうわけだから、どこが切れたかはわかりにくいのよね!
ってことで、こねこちゃんの連れ合いさんは、きっと仕事復帰も上手くいくのではないでしょうか。
血圧は、少し寒くなって、やや上昇気味だが、順調。
10月22日にベビー脳動脈瘤の成長具合をチェックするMRI予約。
今日は、学生が診察を見学していた。
最近脳外科は大変すぎて、小児科、産科と同じく志す学生が少ないといわれています。
脳は人間の人間たるを司る器官。
ここの病気は難しいが、何よりやりがいがあると思うので、
ぜひぜひ多くの医師を目指す学生に携わってほしいと思います。
さてさて、いつもの調子で診察後、質問してみた。
最近私のサイト「しぶとく生き残るためのヒント」のBBS「しぶとく生きる掲示板」に書き込まれた話。
くも膜下出血で手術をしなかったケースの話です。
手術をしなかった人の話は前にも聞いたことがあった。
くも膜下出血は再出血を起こしやすいので手術をするといわれているのに
手術をしなくて再出血は大丈夫なのだろうか?
そのまま引用させてもらいます。
「連れ合いが」…こねこちゃん
連れ合いが7月23日午前6時過ぎくも膜下出血になりました。詳しく申し上げます。
7月23日連れ合いに6時過ぎに朝食の用意ができたと寝室へ起こしに行きました。
彼はダイニングキッチンへきて気持が悪いからとまた部屋へ戻りました。
7時頃様子を見ると頭が痛い、吐き気がすると言って寝転がっていました。
8時頃トイレ行きたいと起き上がるも激しくふらつきとても起き上がれない状態。
その後何度かトイレへ行きたがるも、
やはりふらつきが酷くあちこちぶつかりながらやっとトイレへ行く始末。
これはおかしいと流石に思い、病院へ連れていくことにしました。
しかし、記憶もおかしくなってきており、自分の財布や保険証等など場所が分からない様子。
10時頃やっと病院へ到着しました。
その時もトイレに行きたがり、もちろん車いすに乗せていました。
様子がおかしいので近くにいた看護師の方が手伝ってくれました。
その時も尿も出ず失禁しておりました。
看護師のかたはすぐに救急外来に運んで下さり、
そのまま、脳神経科、脳外科に回され、くも膜下出血と診断されました。
致死率50%、助かっても3分の1は後遺症が残る。と言われました。
しかし、このブログの“しぶとく生きる”のように後遺症も何もなく
退院することができました。
今は自宅療養中でございます。9月からは仕事に復帰する予定です。
彼の言うところによりますと、出血する瞬間がわかったそうです。
彼の場合は急に頭の中でザーっと激しい雨が降るような音がしたそうです。
そして虹色の光が何本も飛び交っていたそうです。
わたくしは今後がとても不安です。
みなさま何か気をつけていることがあるでしょうか?
ちなみに彼は徹底的に検査したのですが、出血部位はわかりませんでした。
したがって手術等は何もしておりません。
主治医によると、原因が分からない方が予後がいいそうです。(笑)ホンマかいな?
私 :先日、私のサイトの掲示板に、くも膜下出血で出血部位がわからずに
手術をしないで退院したと書き込みがあったのですが、
それは脳動脈瘤が破裂したのではないということでしょうか?
Dr. :手術をしない場合、2つのケースがあります。
1つは脳動脈瘤がわかりにくい場所にあって見つけられないケース。
もう1つは脳動脈瘤破裂ではなく血管が切れた場合です。
私 :血管が切れたというのは脳内出血と同じようなことですか?
Dr. :そうです。脳動脈瘤破裂でない場合はたいてい症状もどちらかというと
軽い場合が多く、予後もいいことが多いですね。
私 :予後も多分いいって、主治医に言われたって書かれていました。
Dr. :じゃぁ、多分それだと思いますね。
私 :そういう場合は太い血管が切れたのではないのでしょうか?
Dr. :いえ、どこが切れたかわからないわけですから…
そうよね。くも膜下出血は脳脊髄液の中に血液が広がってしまうわけだから、どこが切れたかはわかりにくいのよね!
ってことで、こねこちゃんの連れ合いさんは、きっと仕事復帰も上手くいくのではないでしょうか。