さりげなく素早い行動を！

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【贈る言葉】

お客様に対しても、一緒に働くスタッフに対しても、相手の気持ちを素早く読み取り、行動に移す能力が求められる。

　　　　　　　　　～大野裕之～

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【本文】

■さりげなく素早い行動を！■

顧客に心からの挨拶ができているだろうか。

相手の顔も見ず、義務で挨拶をしていないだろうか。

雨の日に来てくれた、顧客に何気なくパッと傘を差し出し、濡れないように素早い行動ができるだろうか。

相手の表情から心のサインを読み取り素早く次の行動に移ることは大切だ。

顧客満足度（ＣＳ）を標榜する企業は多い。

どれほど顧客が満足してくれているかを真摯に評価してみる必要があるように思う。

コミュニケーションとは相手と対話することだけではない。

相手の気持ちを素早く読み取るにはワンランク上の「コミュニケーション技術」が必要だ。

相手から出ている心のサインを読み取れなければ、素早く次の行動には移れない。

いつもワンランク上のコミュニケーションを意識して行動することをお勧めしたい。

　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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社員の意欲を高める施策を実行せよ！

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【贈る言葉】

会社は個人の能力を見て登用や異動を考えがちだが、成果を上げる要素は能力よりも意欲。

　　　　　　　　　～大久保尚武～

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【本文】

◆社員の意欲を高める施策を実行せよ！◆

「能力は高いに越したことはない。だが仕事ができなくては話にならない」と京セラの稲盛名誉会長はばっさり切って捨てた。

多くの社員は、すでに顕在した能力もあれば潜在的な能力も持っている。

高い知識を身に付け、貴重な資格を取った人もいる。

しかしどういうわけか成果に貢献しない社員は多い。

経営トップや人事担当責任者の悩みは尽きない。

そこで重要になってくるのがモチベーションを高める施策の実施ということになる。

日本電産の永守社長は、「人間の能力差はせいぜい２～３倍だがモチベーションの差は最大で１００倍もある」とおっしゃっている。

思い切って任せる、仕事のフルコースをやらせてみることで「やりがい度」をアップさせることをお勧めする。

任せれば人は、意欲が湧いて自ら動き出す可能性が高くなる。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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