自分の価値に気付きなさい！

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【贈る言葉】

価値あるものを持ちながら価値に気付かない人には、それはないも同じである。

　　　　　　　　　～加藤締三～

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【本文】

■自分の価値に気付きなさい！■

「価値」とは何だろうか。

たとえば商品なら、「有用性」と「希少性」が挙げられよう。

空気は「有用性」は抜群だが、誰もがただで吸っているから価値はない。

ゴミは例え世界に一つしかなくても「希少性」がないから価値はない。

人間も「有用性」と「希少性」を持ち合わせていれば、価値は高まる。

自分はどんなことで人のため、世のために貢献できるか、それに気付いてほしい。

自分は、これだったら誰でもできるわけではないという希少価値のあるものを身に付けてはどうか。

端的に言えば、自分の「強み」を列挙することから始めてもいい。

強みをもっと磨く努力をすることだ。

その強みの「有用性」と「希少性」を高めればあなたの価値は上がる。

　　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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成功体験に酔いしれない経営者！

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【贈る言葉】

社風、風土を完全に否定しないと再生はありえません。過去の経営者は高度成長時代の消費社会の中で楽に経営できた成功体験に酔っていたわけです。

　　　　　　　　　～和田繁明～

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【本文】

■成功体験に酔いしれない経営者！■

高度成長時代の覇者として思い出されるのが、ダイエーの中内氏、そごうの水島氏、日本マグドナルドの藤田氏などだ。

いずれもすばらしい経営者だったことは間違いない。

たとえば、ダイエーの中内氏は、戦後の焼けの原だった神戸に「主婦の店」を出して、これが当たった。

ダイエーの「いいものをドンドン安く」というキャッチコピーは当時の世相にマッチした。

中内氏は出店戦略を加速し、進軍ラッパを吹き続けた。

それだけではなくホテル、大学、プロ野球、金融などへも多角化を進めていった。

だが、バブル崩壊とともに衰退の坂道を転げ落ちていったのは、完全に成功体験に酔いしれ、踊り場を設けず、高速道路を飛ばしすぎた結果ではなかったか。

ソフトバンクの孫社長やユニクロの柳井会長は成功体験に酔いしれている暇はないようだ。

不況をチャンスと捉えて日々進化することに邁進しているからだ。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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