大工を自前で育てると決断した経営者！

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「意識」が変われば「行動」が変わります。

「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【贈る言葉】

工場でユニットに組みつけて建築現場に運び、組み立ててボルトで固定すれば家が完成する。街から大工が消えるのも無理はない。だが、大工は絶対に必要だからと自前で大工を育てることを決断した経営者がいる。

　　　　　　　　　～意思決定力＜その１２＞～

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【本文】

■大工を自前で育てると決断した経営者！■

シャリ球ロボットがシャリを握る。

そのシャリ球の上にわさびとカットした魚を載せて皿に乗せ、ラインに流せば回転寿司と言うわけだ。

かくして寿司職人の出番は激減したから寿司職人は育たない。

一部では寿司職人養成学校があり、すし職人を養成はしているが極わずかのようだ。

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組み立ててボルトで固定すれば家が完成だから大工も激減している。

だが、沼津市の平成建設では自前で大工を養成している。

ほとんどが一流大学出身者で、大工仕事だけでなく、土木や左官など何でもできるマルチ職人を育てているからすごい。

礼儀作法もわきまえているから建築施工主からの評判もよく、これまで会社は急成長を遂げてきた。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝




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管理の強化の前に意識改革に挑戦すべき！

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「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【贈る言葉】

管理の強化が先か、意識改革が先か、それが問題だ。仕組みを作って管理を強化してもみんなの意識が変わらなければ生産性は向上しないと思う。

　　　　　　　　　～挑戦意欲＜その１２＞～

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【本文】

■管理の強化の前に意識改革に挑戦すべき！■

品質管理を強化して不良の発生を抑えれば、仕損費（異常コスト）が減ってその分利益が増え、しかもＣＳ（顧客満足度）が向上する。

そのことを狙って多くの会社はISO9000を導入した。

しかし成果が出ている会社はほんの一握りだ。

マニュアル、規定、手順書を順守し、かつ記録を残すことがルールだ。

だが、順守しなかったり、データを改ざんしたりねつ造がまかり通る。

相変わらず不良が減らないから、ＣＳが向上するわけもない。

ISO9000を導入する前に全社員の意識改革に挑戦しなければならない。

多くの会社では忙しさにかまけてデータを残さなかった。

そのため監査が近づくと後追いで記録やデータをでっち上げる。

長野の知人の会社では不正は絶対に行わないからISO9000の導入前に比べ、大きな効果を上げている。

　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝



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