■「誠実さ」はお客様の心を突き動かす！■

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「意識」が変われば「行動」が変わります。

「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。

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【心に刻んでおきたい言葉】

松下幸之助氏は「最後に人の心を突き動かすのは誠実さである」と語っていた。類似の商品で機能も性能も値段もほぼ同じなら、お客様は誠実な販売スタッフから買う。

　　　　　　　　　～営業力＜その１８＞～

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【本文】

■「誠実さ」はお客様の心を突き動かす！■

どうも虫の好かない販売員がいる。

言葉の端々にトゲを感じてしまうのだ。

上から目線の態度も気に入らない。

「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」と言うことわざがある。

そのような販売員に勧められる商品は気が進まないから「今日は見るだけ」にする。

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商売はなんと言っても「誠実さ」がカギを握る。

例えば、Kと言う家電量販店では販売員はほとんどがパートの女性だが、自分が担当する商品について実によく勉強していて詳しいからどんな質問にも即答してくれるそうだ。

他社製品同士の比較でも長所や特徴を熟知していて「お客様へはこちらがお勧めですね」と言ってくれるから安心して購入できる。

カタログへの記載内容を超えた誠実なプレゼンにはどのお客様も好感を持つものだ。


　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝



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大工にST(標準時間)を設定した住宅会社の社長！

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これがコンピテンシーの威力です。


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【心に刻んでおきたい言葉】

仕事のできる人はみんな仕事が速い。その上出来栄えがいい。ダラダラやっている人は長時間要して出来栄えが悪いから最悪だ。スピードアップを図るにはST(標準時間)を設定し、上手に段取りをしてから仕事に着手することだ。

　　　　　　　　　～目標達成志向＜その１９＞～

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【本文】

■大工にST(標準時間)を設定した住宅会社の社長！■

大工さんは日本を代表する立派な職人だと思う。

しかし、大工さんの動きを観察しているとかなりムダが多い。

モノ探しのために時間がムダに消費されてしまう。

あっちへウロウロ、こっちへウロウロで歩行時間がやたら多い。

大工さんの日当はかなり高いから作業工数を短縮すれば建設費は下がると考えた住宅建設販売会社の社長がいた。

大工仕事をいくつかのユニットに分類して各ユニットごとのST(標準時間：Standard Time）を設定し、単位時間当たりの工賃（例えば1分いくら）を明確に示した。

賢い大工さんは、5Sを徹底してモノ探しを無くすようにし、使う材料や道具は作業する直ぐそばに準備してムダな離席と歩行を無くすようにした。

仕事がはかどるから建設工賃が激減し、大工さんはもちろんこの会社も競争力がついた。

STを設定してその時間内に収まるように工夫すれば他社に対して差別化を図れるのである。


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