2010年9月19日(日)
JR武蔵野線沿線とその周辺の駅から、カタツムリのようにゆっくりと、見たり聞い
たり訪ねたりしながら歩く、「カタツムリ歩行」の第197回例会に参加しました。
今回の集合駅は、西武多摩湖線の武蔵大和駅、10時6分にスタートします。
まず、駅東側の廻田(めぐりだ)三丁目にあった宝珠禅寺へ。墓地の東の高台に
改築したばかりの本堂がありましたが、集会所のような独特の造りです。
石段の下にあった石像延命地蔵。寛文8年(1668)のもので、東村山市内では
最古の地蔵尊像とのことです。 右に並ぶ小さな像は何なんでしょうか…。
その近くには、コムラサキシキブの実が色づいてきています。
寺の前の都道128号を東に少し進むと、この地に古くからお住まいと思われる住
宅が目に入りました。ちょっとのぞいていたら、手前右手の別の建物におられた家
主の I さんから声をかけられたので、わけを話して改めて拝見させてもらいました。
I さんは、この家の背後の斜面上に、約1,000㎡の畑を持っておられるとのこと
で、案内してくれました。畑には、数十本の梅の木や、ミカン、柿、チガヤ、落花生、
野菜など、いろいろな作物があり、収穫したものは近所の方に分けてあげたりして
おられるとのこと。
でも今年は、春先の雪やこの夏の猛暑のため、どれも実りが悪いと嘆いておられ
ました。
さらに東に少しで、地図にはない廻田不動尊が。正面の参道には「南無不動明
王」の赤いのぼりが並んでいました。屋根は、もとはかやぶきだったんでしょうか。
その先の信号のある交差点際には、金山神社があり、今日は秋祭りのよう。
社殿の前には、大太鼓や山車が用意されていました。
交差点から北に伸びる廻田緑道に入り、北側の高台に向かいます。緑道の入口
近くの並木に、何本かのヤマボウシが実をつけていました。
「赤くなった実は食べられます」との立て札があり、食べてみた人の話では、「マ
ンゴーのような味で美味しい」とのことでした。
緑道といっても、両側に林が続いているわけではなく、住宅を挟んでところどころ
に緑地保全地域が残っていて、そこに入ると涼しさを感じます。
台地の最高所まで上がると、北側の展望が開け、正面に西武園遊園地の大観覧
車が見えてきました。
左手には、最近耐震のための堤体補強の改修を終えた多摩湖堤防も。下の線路
は、西武多摩湖線の終点近くです。
最高所から急降下して廻田緑道は終わり、車道を横断した先は桜並木になって
いました。日差しが結構暑くなったので、よい緑陰です。
桜並木が終わると北川の橋を渡ります。川の流れのそばに咲くヒガンバナ。
北川の左岸に沿って上流の西に向かうと、流れと道路が分かれるところに、「ナ
チュレガーデン」と呼ぶ、ハーブガーデンと喫茶が楽しめる民家の店があり、川に
面した庭には、ご夫妻が育てておられる100種を超えるというハーブや、数え切
れない植物が生い茂っていました。
時間がないのでチョット立ち寄り、表に居られたご主人に少しだけお話を伺い、
ゴールで解散した後、改めてうがい、美味しいケーキとお茶をいただきながら、ゆ
っくりとお話を伺いました。
西武多摩湖線の高架下を抜けて、多摩湖(下湖)の堤防下にある、ゴールの氷
川神社には、12時6分に着きました。
解散後、改めて訪ねた「ナチュレガーデン」のTさん宅で、奥様が採って下さった
写真。すぐにご主人が、私たち5人分プリントして、分けて下さいました。
ちなみに、このハーブガーデン・喫茶「ナチュレガーデン」は、週末の金・土・日曜
日の10:30~16:30にオープンしていて、お店には、奥様の押し花の作品などが
飾られ、お子さんの創作小物などを分けてもらうこともできます。
JR武蔵野線沿線とその周辺の駅から、カタツムリのようにゆっくりと、見たり聞い
たり訪ねたりしながら歩く、「カタツムリ歩行」の第197回例会に参加しました。
今回の集合駅は、西武多摩湖線の武蔵大和駅、10時6分にスタートします。
まず、駅東側の廻田(めぐりだ)三丁目にあった宝珠禅寺へ。墓地の東の高台に
改築したばかりの本堂がありましたが、集会所のような独特の造りです。
石段の下にあった石像延命地蔵。寛文8年(1668)のもので、東村山市内では
最古の地蔵尊像とのことです。 右に並ぶ小さな像は何なんでしょうか…。
その近くには、コムラサキシキブの実が色づいてきています。
寺の前の都道128号を東に少し進むと、この地に古くからお住まいと思われる住
宅が目に入りました。ちょっとのぞいていたら、手前右手の別の建物におられた家
主の I さんから声をかけられたので、わけを話して改めて拝見させてもらいました。
I さんは、この家の背後の斜面上に、約1,000㎡の畑を持っておられるとのこと
で、案内してくれました。畑には、数十本の梅の木や、ミカン、柿、チガヤ、落花生、
野菜など、いろいろな作物があり、収穫したものは近所の方に分けてあげたりして
おられるとのこと。
でも今年は、春先の雪やこの夏の猛暑のため、どれも実りが悪いと嘆いておられ
ました。
さらに東に少しで、地図にはない廻田不動尊が。正面の参道には「南無不動明
王」の赤いのぼりが並んでいました。屋根は、もとはかやぶきだったんでしょうか。
その先の信号のある交差点際には、金山神社があり、今日は秋祭りのよう。
社殿の前には、大太鼓や山車が用意されていました。
交差点から北に伸びる廻田緑道に入り、北側の高台に向かいます。緑道の入口
近くの並木に、何本かのヤマボウシが実をつけていました。
「赤くなった実は食べられます」との立て札があり、食べてみた人の話では、「マ
ンゴーのような味で美味しい」とのことでした。
緑道といっても、両側に林が続いているわけではなく、住宅を挟んでところどころ
に緑地保全地域が残っていて、そこに入ると涼しさを感じます。
台地の最高所まで上がると、北側の展望が開け、正面に西武園遊園地の大観覧
車が見えてきました。
左手には、最近耐震のための堤体補強の改修を終えた多摩湖堤防も。下の線路
は、西武多摩湖線の終点近くです。
最高所から急降下して廻田緑道は終わり、車道を横断した先は桜並木になって
いました。日差しが結構暑くなったので、よい緑陰です。
桜並木が終わると北川の橋を渡ります。川の流れのそばに咲くヒガンバナ。
北川の左岸に沿って上流の西に向かうと、流れと道路が分かれるところに、「ナ
チュレガーデン」と呼ぶ、ハーブガーデンと喫茶が楽しめる民家の店があり、川に
面した庭には、ご夫妻が育てておられる100種を超えるというハーブや、数え切
れない植物が生い茂っていました。
時間がないのでチョット立ち寄り、表に居られたご主人に少しだけお話を伺い、
ゴールで解散した後、改めてうがい、美味しいケーキとお茶をいただきながら、ゆ
っくりとお話を伺いました。
西武多摩湖線の高架下を抜けて、多摩湖(下湖)の堤防下にある、ゴールの氷
川神社には、12時6分に着きました。
解散後、改めて訪ねた「ナチュレガーデン」のTさん宅で、奥様が採って下さった
写真。すぐにご主人が、私たち5人分プリントして、分けて下さいました。
ちなみに、このハーブガーデン・喫茶「ナチュレガーデン」は、週末の金・土・日曜
日の10:30~16:30にオープンしていて、お店には、奥様の押し花の作品などが
飾られ、お子さんの創作小物などを分けてもらうこともできます。