2013年を向かえました。首都圏は元日、2日とも好天に恵まれましたが、皆さまの
ところはいかがだったでしょうか…。本年もどうぞよろしくお願いいたします
。
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2013年1月2日(水)
今年の初歩きは、NPO東京都ウオーキング協会恒例の「第11回江戸東京七福神巡り」
に参加しました。この催しは、七福神にちなむ7つのコースがあるのですが、私は今回か
らの新しいコースという港七福神を巡る大黒天コースに参加しました。
このコースの集合地は、都営地下鉄三田線芝公園駅下車の港区立芝公園です。公園から
は間近に東京タワーが望まれます。

昨年は、新しい電波塔・東京スカイツリーが完成して話題になりましたが、首都圏のテ
レビ電波はまだ、この東京タワーから発射されています。
集合前に、公園内にある芝東照宮にお参りしました。

9時半頃、出発式が始まり、東京都ウオーキング協会の役員さんからあいさつ、コース
説明や準備体操が行われました。

9時40分にスタートし、ますはそばにある旧台徳院霊廟(れいびょう)の惣門をくぐ
ります。

この公園はもと増上寺の境内で、台徳院とは徳川2代将軍徳川秀忠公とのこと。その霊
廟が増上寺にあったのです。
石段を上がって公園の上部に出ます。当時の惣門はこの階段を上がったところにあっと
か。周辺には広い開放されたエリアがありましたが、もとプリンスホテルがあった場所の
ようです。


公園の西に下ると、樹木に囲まれた池があり、そのすぐ先が弁財天の宝珠院(ほうじゅ
いん)です。

境内には、三すくみの由来があるとかの石造のカエルがあります。

拝殿の右手には、寄せ木造り高さ2mの閻魔(えんま)大王が祭られていました。
七福神の2つ目は、東京タワーの近く麻布台2丁目にある熊野神社、恵比寿神です。

近くの飯倉に住んでいた島崎藤村がこの付近を散歩し、好きな場所のひとつだったとか。
神社の提灯には八咫烏(やたがらす)が描かれていました。

麻布台の通りを西に向かい、クラシックな造りの麻布郵便局前を通過しました。

六本木1丁目と3丁目の間の首都高沿いに北上し、左からの首都高と合した谷町ジャン
クションの近く、六本木2丁目の久国(ひさくに)神社が3番目の布袋尊の社。

境内に変わった石像が立っていました。

裏通りを回って桧町公園に入り、トイレ休憩を。

公園の南側には池があり、池に向かって回様式の流れが園内を巡っていました。

4つめは六本木7丁目の天祖神社。福禄寿です。

少し西に進むと国立新美術館があり、その前を左折して南に向かいます。

建物の設計は黒川紀章とのこと。
六本木ヒルズの西を通過して、西麻布3丁目にある5番目は寿老神の櫻田神社へ。

寿老神は、本殿右手の小さな福寿稲荷神社に祭られています。

途中で、東京都ウオーキング協会の新しい協会旗が披露されました。

港区には各国の大使館がありますが、中国大使館の塀の壁面には、中国主要都市の写真
が掲示されています。

有栖川宮記念公園の東側を通過して、元麻布1丁目にある6番目は毘沙門天の氷川神社。

太田道灌が現在地より300mほど北に勧請し、万治年間(1658~61)に現在地に
移転したとか。
境内には港区の保存樹木が多く、イチョウも何本がありました。

今日のコースは坂があちこちにありましたが、元麻布2丁目のこの辺りも坂を下りました。

最後は大黒天の大法寺、元麻布1丁目です。

開山は慶長2年(1597)で、甲子(きのえね)の祭日には縁日が開かれていたとか。
境内では、参拝者に甘酒が振る舞われていたので、私も1杯ごちそうになりました。

寺の左隣には竹製品の店があり、正月らしい飾り物がたくさん並んでいました。

これで七福神は全部回りましたが、ここではもう一つ、十番稲荷神社へ。

七福神としては珍しい宝船の巡拝所になっていて、階段の手前には石造の宝船が。

また、このあたりの火災の時に屋敷を守ったという、麻布七不思議のひとつのカエルの
石造もありました。

これで港七福神は無事満願、ちょうど12時でした。神社のそばに都営地下鉄麻布十番
駅があり、ここから大江戸線の新宿駅経由で帰宅しました。
(天気 快晴、距離 10㎞、歩行地 東京都港区、歩数 11,500)
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2013年1月2日(水)
今年の初歩きは、NPO東京都ウオーキング協会恒例の「第11回江戸東京七福神巡り」
に参加しました。この催しは、七福神にちなむ7つのコースがあるのですが、私は今回か
らの新しいコースという港七福神を巡る大黒天コースに参加しました。
このコースの集合地は、都営地下鉄三田線芝公園駅下車の港区立芝公園です。公園から
は間近に東京タワーが望まれます。

昨年は、新しい電波塔・東京スカイツリーが完成して話題になりましたが、首都圏のテ
レビ電波はまだ、この東京タワーから発射されています。
集合前に、公園内にある芝東照宮にお参りしました。

9時半頃、出発式が始まり、東京都ウオーキング協会の役員さんからあいさつ、コース
説明や準備体操が行われました。

9時40分にスタートし、ますはそばにある旧台徳院霊廟(れいびょう)の惣門をくぐ
ります。

この公園はもと増上寺の境内で、台徳院とは徳川2代将軍徳川秀忠公とのこと。その霊
廟が増上寺にあったのです。
石段を上がって公園の上部に出ます。当時の惣門はこの階段を上がったところにあっと
か。周辺には広い開放されたエリアがありましたが、もとプリンスホテルがあった場所の
ようです。


公園の西に下ると、樹木に囲まれた池があり、そのすぐ先が弁財天の宝珠院(ほうじゅ
いん)です。

境内には、三すくみの由来があるとかの石造のカエルがあります。

拝殿の右手には、寄せ木造り高さ2mの閻魔(えんま)大王が祭られていました。
七福神の2つ目は、東京タワーの近く麻布台2丁目にある熊野神社、恵比寿神です。

近くの飯倉に住んでいた島崎藤村がこの付近を散歩し、好きな場所のひとつだったとか。
神社の提灯には八咫烏(やたがらす)が描かれていました。

麻布台の通りを西に向かい、クラシックな造りの麻布郵便局前を通過しました。

六本木1丁目と3丁目の間の首都高沿いに北上し、左からの首都高と合した谷町ジャン
クションの近く、六本木2丁目の久国(ひさくに)神社が3番目の布袋尊の社。

境内に変わった石像が立っていました。

裏通りを回って桧町公園に入り、トイレ休憩を。

公園の南側には池があり、池に向かって回様式の流れが園内を巡っていました。

4つめは六本木7丁目の天祖神社。福禄寿です。

少し西に進むと国立新美術館があり、その前を左折して南に向かいます。

建物の設計は黒川紀章とのこと。
六本木ヒルズの西を通過して、西麻布3丁目にある5番目は寿老神の櫻田神社へ。

寿老神は、本殿右手の小さな福寿稲荷神社に祭られています。

途中で、東京都ウオーキング協会の新しい協会旗が披露されました。

港区には各国の大使館がありますが、中国大使館の塀の壁面には、中国主要都市の写真
が掲示されています。

有栖川宮記念公園の東側を通過して、元麻布1丁目にある6番目は毘沙門天の氷川神社。

太田道灌が現在地より300mほど北に勧請し、万治年間(1658~61)に現在地に
移転したとか。
境内には港区の保存樹木が多く、イチョウも何本がありました。

今日のコースは坂があちこちにありましたが、元麻布2丁目のこの辺りも坂を下りました。

最後は大黒天の大法寺、元麻布1丁目です。

開山は慶長2年(1597)で、甲子(きのえね)の祭日には縁日が開かれていたとか。
境内では、参拝者に甘酒が振る舞われていたので、私も1杯ごちそうになりました。

寺の左隣には竹製品の店があり、正月らしい飾り物がたくさん並んでいました。

これで七福神は全部回りましたが、ここではもう一つ、十番稲荷神社へ。

七福神としては珍しい宝船の巡拝所になっていて、階段の手前には石造の宝船が。

また、このあたりの火災の時に屋敷を守ったという、麻布七不思議のひとつのカエルの
石造もありました。

これで港七福神は無事満願、ちょうど12時でした。神社のそばに都営地下鉄麻布十番
駅があり、ここから大江戸線の新宿駅経由で帰宅しました。
(天気 快晴、距離 10㎞、歩行地 東京都港区、歩数 11,500)


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