立春を迎えたがまだ寒さの続く2月4日(土)~8日(水)、『[55歳以上限定]ゆっ
くりじっくり巡る奄美群島4島めぐり5日間』という阪急交通社トラピックス企画による
ツアーに参加した。
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第1日 2017年2月4日(土)
== 羽田空港から那覇空港経由で与論島へ ==
自宅を5時40分に出て、池袋、品川経由で京浜急行の羽田空港国内線ターミナル駅に7
時26分に着く、第1ターミナル2階の日本航空16番カウンターの阪急交通社受付カウンタ
ーで受付を済ませる。今回の添乗員は大久保さん、参加者は15人前後かとみられた。
8時50分発那覇行きJAL907便の777-200型機は9時05分に離陸する。まだ季節前なのか
機内には結構空席がある。
羽田~那覇間は1,597㎞、快晴だが左側の席からは海上しか見えず、予定より10分早い
11時35分に那覇空港に着陸した。那覇の気温は20℃とのこと。
乗り継ぎ便の間に空港内で軽く昼食を済ませる。
那覇空港13時00分発与論空港行きJTA815便は、カナダのデ・ハビランド・カナダ社製の
双発ターボプロップ機DHC8=Q300という機種、搭乗人員は50人台のよう。
13時09分に離陸して沖縄本島北部を北東へ119㎞、途中眼下に幾つも並ぶ石油タンク群
などを見下ろし、予定より7分早い13時33分に鹿児島県最南端の島、与論島(よろんじま)
の西端にある与論空港に着いた。狭い島にある与論空港の滑走路長は1,200mとか、到着し
た飛行機は逆噴射の急ブレーキを利かせて停止した。
那覇で前泊したという札幌からの4人と合流して参加者は19人となり、待機していたバ
スに乗り込み13時55分にバスは出発する。ガイドの西あけみさん、ドライバーともども今
日明日担当してくれるという。
与論島は鹿児島から南へ563㎞、沖縄本島の北23㎞にあり、周囲23㎞の隆起珊瑚礁の島。
1島全部が与論町(よろんちよう)で人口は5,390人、島の産業は畜産が主で黒毛和牛は
人口に近い5,300頭とのこと。
現在はサトウキビの収穫期で忙しい時期で、ガイドの西さんも昨日はサトウキビの収穫
に従事したという。一昨年とその前年には2年続きで風速70mの猛烈な台風が襲来して、
島は大きな被害が出たようだ。
河川のない与論島の海は、世界でも屈指の透明度の高さで知られ、サンゴやウミガメな
ど多く、島の周囲をコーラルリーフと呼ぶ環礁に囲まれたエメラルドグリーンの色鮮やか
海が広がり、60の美しい砂浜があるという。
バスは島の西側にある与論町役場前を通過して、サトウキビ畑や珊瑚礁の海などを眺め
なながら進む。島の北側に回ると、明日訪ねる沖永良部島が平坦な島影を見せてくれる。
島内一周道路を北から東へさらに南へと回り込み、最初の観光地は島の南東部にある与
論民俗村に行く。
バスを下りたところに町木ガジュマルの古木があり、枝からたくさんの気根が地中に根
を下ろしている。
与論民俗村は、昔の民家の建物や民具をそのまま残す菊さん一家の私設民族資料館。
一本の板から切り出した手造りの枕
ご主人の案内で幾つかの建物を巡り、古くから伝わる民具や建物の説明を受ける。
島で唯一、技術を継承しているという芭蕉布織りの設備も拝見し、技術継承されている
93歳の菊千代さんもお元気に対応してくれた。
庭にはまだ青いパパイヤが実り、町の花ハイビスカスなどが咲く。
庭の一隅には、製糖工場が出来るまでサトウキビを搾るために馬に牽かせていたという
砂糖車と呼ぶ装置も残っている。
別棟には売店↑もあり、芭蕉布製品や草木染め、パパイヤ漬、黒糖などを販売していた。
15時10分に民俗村を後にして外周道路を北へ、東海岸の中ほどにあるグラスボート乗り
場に行き、小型のグラスボートに乗ってリーフ外縁に近い景勝地、百合ヶ浜周辺まで往復
の遊覧である。
サンゴに埋め尽くされた砂浜からグラスボート・シーマンズ号に乗り、沖合に向かう。
真ん中底部ににあるグラスファイバーの窓から見下ろす珊瑚礁の海は浅瀬が続き、底が
支えそうなくらい。
水平線に見える濃い帯がリーフ(環礁)で、そこまでの水深は数10㎝~3mくらいのも
のでどこも浅い。
百合ヶ浜近くにまで行くとたくさんの魚の遊泳が見られ、短時間ながらウミガメも見え
た。40分近く遊覧して浜辺に戻り舟を下りる。
この浜辺にも売店があり、貝やサンゴなどの加工品を販売していた。
バスは別の道を進んで西岸の役場前や茶花漁港横↓を通過しする。
島の西端、与論空港の滑走路端に隣接した最初の宿、プリンシアリゾートヨロンに16時
45分に着いた。
広いスペースに設けられた3ヶ所の宿泊棟はすべてコテージタイプで、中央部に本館が
ある。われわれは東側にある2階建て1棟4組ずつのコテージの決められた部屋に入った。
さすがに南の島、夕食のレストランに向かった18時30分近くでも、まだ外は明るさが残
っていた。 向こうの建物がレストラン。
ホテルのプライベートビーチ
(歩数 9,600)
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くりじっくり巡る奄美群島4島めぐり5日間』という阪急交通社トラピックス企画による
ツアーに参加した。
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第1日 2017年2月4日(土)
== 羽田空港から那覇空港経由で与論島へ ==
自宅を5時40分に出て、池袋、品川経由で京浜急行の羽田空港国内線ターミナル駅に7
時26分に着く、第1ターミナル2階の日本航空16番カウンターの阪急交通社受付カウンタ
ーで受付を済ませる。今回の添乗員は大久保さん、参加者は15人前後かとみられた。
8時50分発那覇行きJAL907便の777-200型機は9時05分に離陸する。まだ季節前なのか
機内には結構空席がある。
羽田~那覇間は1,597㎞、快晴だが左側の席からは海上しか見えず、予定より10分早い
11時35分に那覇空港に着陸した。那覇の気温は20℃とのこと。
乗り継ぎ便の間に空港内で軽く昼食を済ませる。
那覇空港13時00分発与論空港行きJTA815便は、カナダのデ・ハビランド・カナダ社製の
双発ターボプロップ機DHC8=Q300という機種、搭乗人員は50人台のよう。
13時09分に離陸して沖縄本島北部を北東へ119㎞、途中眼下に幾つも並ぶ石油タンク群
などを見下ろし、予定より7分早い13時33分に鹿児島県最南端の島、与論島(よろんじま)
の西端にある与論空港に着いた。狭い島にある与論空港の滑走路長は1,200mとか、到着し
た飛行機は逆噴射の急ブレーキを利かせて停止した。
那覇で前泊したという札幌からの4人と合流して参加者は19人となり、待機していたバ
スに乗り込み13時55分にバスは出発する。ガイドの西あけみさん、ドライバーともども今
日明日担当してくれるという。
与論島は鹿児島から南へ563㎞、沖縄本島の北23㎞にあり、周囲23㎞の隆起珊瑚礁の島。
1島全部が与論町(よろんちよう)で人口は5,390人、島の産業は畜産が主で黒毛和牛は
人口に近い5,300頭とのこと。
現在はサトウキビの収穫期で忙しい時期で、ガイドの西さんも昨日はサトウキビの収穫
に従事したという。一昨年とその前年には2年続きで風速70mの猛烈な台風が襲来して、
島は大きな被害が出たようだ。
河川のない与論島の海は、世界でも屈指の透明度の高さで知られ、サンゴやウミガメな
ど多く、島の周囲をコーラルリーフと呼ぶ環礁に囲まれたエメラルドグリーンの色鮮やか
海が広がり、60の美しい砂浜があるという。
バスは島の西側にある与論町役場前を通過して、サトウキビ畑や珊瑚礁の海などを眺め
なながら進む。島の北側に回ると、明日訪ねる沖永良部島が平坦な島影を見せてくれる。
島内一周道路を北から東へさらに南へと回り込み、最初の観光地は島の南東部にある与
論民俗村に行く。
バスを下りたところに町木ガジュマルの古木があり、枝からたくさんの気根が地中に根
を下ろしている。
与論民俗村は、昔の民家の建物や民具をそのまま残す菊さん一家の私設民族資料館。
一本の板から切り出した手造りの枕
ご主人の案内で幾つかの建物を巡り、古くから伝わる民具や建物の説明を受ける。
島で唯一、技術を継承しているという芭蕉布織りの設備も拝見し、技術継承されている
93歳の菊千代さんもお元気に対応してくれた。
庭にはまだ青いパパイヤが実り、町の花ハイビスカスなどが咲く。
庭の一隅には、製糖工場が出来るまでサトウキビを搾るために馬に牽かせていたという
砂糖車と呼ぶ装置も残っている。
別棟には売店↑もあり、芭蕉布製品や草木染め、パパイヤ漬、黒糖などを販売していた。
15時10分に民俗村を後にして外周道路を北へ、東海岸の中ほどにあるグラスボート乗り
場に行き、小型のグラスボートに乗ってリーフ外縁に近い景勝地、百合ヶ浜周辺まで往復
の遊覧である。
サンゴに埋め尽くされた砂浜からグラスボート・シーマンズ号に乗り、沖合に向かう。
真ん中底部ににあるグラスファイバーの窓から見下ろす珊瑚礁の海は浅瀬が続き、底が
支えそうなくらい。
水平線に見える濃い帯がリーフ(環礁)で、そこまでの水深は数10㎝~3mくらいのも
のでどこも浅い。
百合ヶ浜近くにまで行くとたくさんの魚の遊泳が見られ、短時間ながらウミガメも見え
た。40分近く遊覧して浜辺に戻り舟を下りる。
この浜辺にも売店があり、貝やサンゴなどの加工品を販売していた。
バスは別の道を進んで西岸の役場前や茶花漁港横↓を通過しする。
島の西端、与論空港の滑走路端に隣接した最初の宿、プリンシアリゾートヨロンに16時
45分に着いた。
広いスペースに設けられた3ヶ所の宿泊棟はすべてコテージタイプで、中央部に本館が
ある。われわれは東側にある2階建て1棟4組ずつのコテージの決められた部屋に入った。
さすがに南の島、夕食のレストランに向かった18時30分近くでも、まだ外は明るさが残
っていた。 向こうの建物がレストラン。
ホテルのプライベートビーチ
(歩数 9,600)
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