あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

漫画家サトウサンペイさんと伊能ウオーク

2021-08-10 22:24:17 | ウオーキング
 2021年8月10日(火)

 サトウサンペイさんについて、もう一つ思い出したのは、1991年1月~2001年
元旦まで2年かけて全国を歩いた「伊能ウオーク」のことでした。

 このウオークは、17年かけて日本全国を歩いて測量して日本の正確な地図をつくった、
伊能忠敬(いのうただたか)の測量開始から200年を記念して企画されたもの。

 歩いて日本列島を一周してみれば、わが国の新しい何かが見えるのではないか、そして
21世紀迎えるためのきっかけをつかめたら、といったようなことで実施されました。

 2年間11,030㎞を歩き続けた本部隊員15人を中心に、第Ⅰステージから第Ⅴステ
ージの5ステージに分けて574日かけてたくさんの参加者が歩いたもの。

 私も埼玉県内を主に、東京、山口、静岡、神奈川の5都県をあわせて16日間だけ参加
しました。

     
 この伊能ウオークにサトウサンペイさんも参加されていて、ウオーク終了後に講談社か
ら発行された『伊能ウオーク全記録 1999.1.25~2001.1.1』↑には、サンペイさんの写真
や、「サトウサンペイ同行記①福岡編」「サトウサンペイ同行記②静岡編」、そしてゴー
ル直前の横浜市のパシフィコ横浜での講演「ありがとう、忠敬さん」の講演録など↓が掲
載されています。


     


     

 私も参加した2000年12月20日(水)(静岡県清水市~蒲原町(現在は静岡市)
(18㎞))には、サトウサンペイさんと柔道の山下泰裕さん(現JOC会長)も参加さ
れ、清水市役所での出発式でお二人の挨拶を聞いたことが私の記録に残っていました。




 また、同年12月30日の横浜パシフィコでの講演も会場で聞いており、「サンペイさ
んのユーモアあふれる語りが会場の笑いを誘う」と記録してありました。


 上の写真やサトウサンペイさんの作品も、すべて『伊能ウオーク全記録』に掲載のもの。

 以下の4枚は私が撮ったもので、当時のプリントから。

 12月20日、静岡での出発式で挨拶されるサトウサンペイさん


 12月30日、パシフィコ横浜での講演中


     

      12月31日、横浜~川崎間(16㎞)コース、ゴールの川崎市役所で
          


 サトウサンペイさんは「フジ三太郎」の連載を終えた後も、66歳で自動車運転免許を
取ったり、パソコンに挑戦してパソコンの本をつくったりして「キョロキョロ精神」され、
晩年までユーモアと茶目っ気を持ち続けておられたようです。


 蛇足ながら、『伊能ウオーク全記録』には、私の歩いている写真も1枚だけ掲載されて
います。第Ⅱステージで1999年7月14日に埼玉県嵐山町を歩いたときのもの。

 道路を横断しているウオーカーの真ん中辺り、旗の向こうに・・




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