2018年1月8日(月・祝)
いつものように市内ウオーキングで、所沢市街の中心部、元町交差点近くを通過したら、
中心市街地活性化拠点施設である野老澤町造商店(ところさわまちづくりしょうてん・略
称まちぞう)で、「所澤お正月の風物詩」展を開催中だったので、入ってみました。
所沢の伝統工芸である押絵羽子板や、全国シェアトップという市内にある(株)面亀の
熊手、かつて市内の商店が配っていたという引札(ひきふだ)などが展示されていました。
かつて市内の商店が配っていたという引札
引札とは、商店や商品の宣伝披露のために配られた印刷物で、現在の宣伝広告のチラシ
やビラの原型にあたるもの。始まりは江戸中期頃とされているとのこと。
描かれている図柄は、縁起物から美人、子ども、歴史、物語の人物、風景、文明開化に
より登場した飛行機、汽車、自動車、電話、自転車、郵便、蓄音機、日清日露戦争など時
代を象徴するものなど多岐にわたったようです。
中でも特に恵比寿、大黒をはじめ七福神、福助、宝船、鶴亀、松竹梅など縁起の良い図
柄を描いたものが数多くあるとか。
(株)面亀製の熊手と押絵羽子板
所沢の(株)面亀は、明治3(1870)年の創業以来、熊手、しめ縄、縁起物や祭り
用品などを製造販売しており、主力の熊手部門では生産高全国第一位の老舗として知られ、
伝統の手造りの製品は、各地の神社に出荷されているようです。
また、酉の市の代名詞ともいわれる浅草の鷲神社や府中の大國魂神社などでも店舗を構
えて販売しているとのこと。
特に地元宮本町の所沢神明社熊手市では、毎年1月1日の午前0時から始まる「日本で
一番早い酉の市」に明治の創業以来出店し、年々盛大な熊手市に発展しているようです。
たこ
販売していた豆だるま
なお、この催しは1月10日(水)までで、その後は1月13日(土)から30日(火)
まで、「所沢郷土かるたと小手指方言かるた展」が開催されます。
会場の野老澤街造商店は木曜定休で10時~18時開店、元町交差点際にある元町コミ
ュニティ広場の斜向かいにあります(入館無料)。
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いつものように市内ウオーキングで、所沢市街の中心部、元町交差点近くを通過したら、
中心市街地活性化拠点施設である野老澤町造商店(ところさわまちづくりしょうてん・略
称まちぞう)で、「所澤お正月の風物詩」展を開催中だったので、入ってみました。
所沢の伝統工芸である押絵羽子板や、全国シェアトップという市内にある(株)面亀の
熊手、かつて市内の商店が配っていたという引札(ひきふだ)などが展示されていました。
かつて市内の商店が配っていたという引札
引札とは、商店や商品の宣伝披露のために配られた印刷物で、現在の宣伝広告のチラシ
やビラの原型にあたるもの。始まりは江戸中期頃とされているとのこと。
描かれている図柄は、縁起物から美人、子ども、歴史、物語の人物、風景、文明開化に
より登場した飛行機、汽車、自動車、電話、自転車、郵便、蓄音機、日清日露戦争など時
代を象徴するものなど多岐にわたったようです。
中でも特に恵比寿、大黒をはじめ七福神、福助、宝船、鶴亀、松竹梅など縁起の良い図
柄を描いたものが数多くあるとか。
(株)面亀製の熊手と押絵羽子板
所沢の(株)面亀は、明治3(1870)年の創業以来、熊手、しめ縄、縁起物や祭り
用品などを製造販売しており、主力の熊手部門では生産高全国第一位の老舗として知られ、
伝統の手造りの製品は、各地の神社に出荷されているようです。
また、酉の市の代名詞ともいわれる浅草の鷲神社や府中の大國魂神社などでも店舗を構
えて販売しているとのこと。
特に地元宮本町の所沢神明社熊手市では、毎年1月1日の午前0時から始まる「日本で
一番早い酉の市」に明治の創業以来出店し、年々盛大な熊手市に発展しているようです。
たこ
販売していた豆だるま
なお、この催しは1月10日(水)までで、その後は1月13日(土)から30日(火)
まで、「所沢郷土かるたと小手指方言かるた展」が開催されます。
会場の野老澤街造商店は木曜定休で10時~18時開店、元町交差点際にある元町コミ
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