2016年11月12日(土)
前日とはうって変わり暖かな快晴となり、カントリーウオークグループの第238回例
会に参加した。
集合は東武東上線の東松山駅、10時20分発熊谷駅行きバスに乗り、10時32に原
宿バス停で下りた。
== 大谷瓦窯跡から東松山ぼたん園へ ==
南側の十字路を西へ、そばの民家にたくさんのミカンが実る。角川左岸に下り、南側の
橋を渡って田園地帯を北へ、種を採るのか実が大きくふくらんだオクラが残る。
北側の台地下に、長い土塀を巡らす大きな民家が目に入る。西にすぐ、丘陵下部の広葉
樹林下に国指定史跡のに大谷瓦窯跡(おおやがようせきorおおやかわらがまあと)がある。
瓦を焼いて製作した登り窯の跡で、全長は約7.6m、約30度の傾斜があり、白鳳時
代のものと思われるという。
広葉樹林を抜けた南側は大豆畑で、実の熟した大豆と雑草とが入り交じっていた。
西進して、屋敷林に囲まれた民家が点在する畑中集落の南側を進む。畑のあぜにキクが
咲き競い、林の隅ではゴンズイがたくさん実を付けていた。
柿やユズがあちこちに実り、サザンカの咲く里道を進み、車道を横断してすぐの十字路
際で小休止。
小さい屋根掛けの祠(ほこら)に、身寄観音と馬頭観音が祭られている。
陽の差し込まぬ林間を抜け、次の車道を横断したところには、立木に絡まるようにハヤ
トウリがたくさん実を付けていた。
東松山カントリークラブとの境界の細道を進み、東松山ぼたん園へ北側の高台から入る。
たくさんのボタンはすでに葉が落ちて越冬に備え、園内あちこちにあるジュウガツザク
ラがまだ咲き残っていた。
園内を東南に下り、大岡コミュニティセンター前の広場に11時52分に着き、JR高
崎線の遅延で遅れて別のバスで先行したMさんと落ち合い、昼食にする。
当ぼたん園は、市の花「ぼたん」の普及活動の一端として平成2年(1990)に開園
し、その後拡張して関東有数のぼたん園となり、4月下旬頃から約350種、約9,100
株が花をつけるという。
== のどかな野田、金光地集落を抜けて森林公園駅へ ==
記念撮影をして、13時ちょうどに出発する。
点在する野田集落の民家の前にはユズが実り、皇帝ダリアが咲き出す。当たり年なのか、
柿はどの木も実がいっぱいだ。
民家の前の畑に、見慣れない芋らしいものが植えられていた。
集落の西端付近から南へ、少し霞む笠山から堂平山の山並みを眺め、西明寺池の南を回
ってそばの西明寺に行く。
周辺に自動車がたくさん駐車し、本堂では何か儀式が進行中。車の整理人に聞くと、今
日は新しい住職就任の催しだという。山門前には「普山式」の立て札があった。
境内右手に新しいお堂があり、「烏枢沙摩堂」の掲額の下に、大きな一枚板に刻んで彩
色した木彫の像が祭られていた。
烏枢沙摩(うすさま)明王を祭るお堂で、烏枢沙摩明王とは密教における明王のひとつ。
真言宗、天台宗、禅宗などで信仰され、「この世の一切の汚れを焼き尽くす」功徳を持っ
ているらしい。
野田集落の東側にある赤城神社にも回って見た。杉木立に囲まれた境内、拝殿そばには
カシの古木もあり静かなたたずまい。
集落を南西に抜けて、水管橋に平行する橋で滑川(なめがわ)を渡る。橋の下の流れに
アオサギが立っていた。
その先のナシ畑には、採り残したらしいナシが幾つか見られる。
車道を横断すると、正面に笠山が望まれる。すぐ先の緑陰でしばし休憩した。
間もなく舗装が切れ、ススキの歓迎を受けながら田んぼの中の気持ちよい野道を進む。
わずかな家並みの金光地集落へ。たくさん実をつけたピラカンサがあり、そばの民家に
も柿がたくさん実る。
近くに、県内では珍しいリンゴ園があり、たくさんの実が収穫期になっていて色づく。
市野川(いちのかわ)の左岸沿いに進んで、国営武蔵丘陵森林公園横から森林公園駅の
東側を通過する県道47号バイパス沿いに出た。
羽尾(南)交差点際にあったファミリーマートに入り、気温が上がって欲しくなったア
イスクリームなどを求めて最後の小休止を。
色づくイチョウやケヤキ、沿道の花や彫刻などを眺めながら少しで、ゴールの東武東上
線の隣駅、森林公園駅に14時58分に着いた。
快晴の小春日和で距離も短め、11月とは思えぬ暖かでのどかな里道歩きを楽しんだ。
(参加 9人、天気 快晴、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 東松山、武蔵小川、
歩行地 東松山市)
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前日とはうって変わり暖かな快晴となり、カントリーウオークグループの第238回例
会に参加した。
集合は東武東上線の東松山駅、10時20分発熊谷駅行きバスに乗り、10時32に原
宿バス停で下りた。
== 大谷瓦窯跡から東松山ぼたん園へ ==
南側の十字路を西へ、そばの民家にたくさんのミカンが実る。角川左岸に下り、南側の
橋を渡って田園地帯を北へ、種を採るのか実が大きくふくらんだオクラが残る。
北側の台地下に、長い土塀を巡らす大きな民家が目に入る。西にすぐ、丘陵下部の広葉
樹林下に国指定史跡のに大谷瓦窯跡(おおやがようせきorおおやかわらがまあと)がある。
瓦を焼いて製作した登り窯の跡で、全長は約7.6m、約30度の傾斜があり、白鳳時
代のものと思われるという。
広葉樹林を抜けた南側は大豆畑で、実の熟した大豆と雑草とが入り交じっていた。
西進して、屋敷林に囲まれた民家が点在する畑中集落の南側を進む。畑のあぜにキクが
咲き競い、林の隅ではゴンズイがたくさん実を付けていた。
柿やユズがあちこちに実り、サザンカの咲く里道を進み、車道を横断してすぐの十字路
際で小休止。
小さい屋根掛けの祠(ほこら)に、身寄観音と馬頭観音が祭られている。
陽の差し込まぬ林間を抜け、次の車道を横断したところには、立木に絡まるようにハヤ
トウリがたくさん実を付けていた。
東松山カントリークラブとの境界の細道を進み、東松山ぼたん園へ北側の高台から入る。
たくさんのボタンはすでに葉が落ちて越冬に備え、園内あちこちにあるジュウガツザク
ラがまだ咲き残っていた。
園内を東南に下り、大岡コミュニティセンター前の広場に11時52分に着き、JR高
崎線の遅延で遅れて別のバスで先行したMさんと落ち合い、昼食にする。
当ぼたん園は、市の花「ぼたん」の普及活動の一端として平成2年(1990)に開園
し、その後拡張して関東有数のぼたん園となり、4月下旬頃から約350種、約9,100
株が花をつけるという。
== のどかな野田、金光地集落を抜けて森林公園駅へ ==
記念撮影をして、13時ちょうどに出発する。
点在する野田集落の民家の前にはユズが実り、皇帝ダリアが咲き出す。当たり年なのか、
柿はどの木も実がいっぱいだ。
民家の前の畑に、見慣れない芋らしいものが植えられていた。
集落の西端付近から南へ、少し霞む笠山から堂平山の山並みを眺め、西明寺池の南を回
ってそばの西明寺に行く。
周辺に自動車がたくさん駐車し、本堂では何か儀式が進行中。車の整理人に聞くと、今
日は新しい住職就任の催しだという。山門前には「普山式」の立て札があった。
境内右手に新しいお堂があり、「烏枢沙摩堂」の掲額の下に、大きな一枚板に刻んで彩
色した木彫の像が祭られていた。
烏枢沙摩(うすさま)明王を祭るお堂で、烏枢沙摩明王とは密教における明王のひとつ。
真言宗、天台宗、禅宗などで信仰され、「この世の一切の汚れを焼き尽くす」功徳を持っ
ているらしい。
野田集落の東側にある赤城神社にも回って見た。杉木立に囲まれた境内、拝殿そばには
カシの古木もあり静かなたたずまい。
集落を南西に抜けて、水管橋に平行する橋で滑川(なめがわ)を渡る。橋の下の流れに
アオサギが立っていた。
その先のナシ畑には、採り残したらしいナシが幾つか見られる。
車道を横断すると、正面に笠山が望まれる。すぐ先の緑陰でしばし休憩した。
間もなく舗装が切れ、ススキの歓迎を受けながら田んぼの中の気持ちよい野道を進む。
わずかな家並みの金光地集落へ。たくさん実をつけたピラカンサがあり、そばの民家に
も柿がたくさん実る。
近くに、県内では珍しいリンゴ園があり、たくさんの実が収穫期になっていて色づく。
市野川(いちのかわ)の左岸沿いに進んで、国営武蔵丘陵森林公園横から森林公園駅の
東側を通過する県道47号バイパス沿いに出た。
羽尾(南)交差点際にあったファミリーマートに入り、気温が上がって欲しくなったア
イスクリームなどを求めて最後の小休止を。
色づくイチョウやケヤキ、沿道の花や彫刻などを眺めながら少しで、ゴールの東武東上
線の隣駅、森林公園駅に14時58分に着いた。
快晴の小春日和で距離も短め、11月とは思えぬ暖かでのどかな里道歩きを楽しんだ。
(参加 9人、天気 快晴、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 東松山、武蔵小川、
歩行地 東松山市)
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