あるきメデス

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映画「越後奥三面」観覧後 光が丘のバラ園へ(東京・中野&練馬)

2024-05-24 21:25:47 | Weblog

 2024年5月9日(木)

 

 昨夜からの雨も上がった今日、JR中央線・都営大江戸線の東中野駅に近い映画館「ポ

レポレ東中野」で上映中の、映画「越後 奥三面(おくみおもて)」の観覧に出かけた。

 

 西武池袋線上り電車を練馬駅へ、都営大江戸線に乗り換えて東中野駅に9時33分に下

した。

 

 以前来たことがあるが少し探して時間を経過し、ポレポレ東中野に着いたらもう映画上

開始の9時50分直前だった。

 

 チケットは、当館のサイトで2日前に購入(シニア料金1,200円)しており、館か

らの購入完了のメールに記されたQRコードを入口で提示して入館する。

 

   映画のリーフレット

  

 

 この映画は、40年前の1984(昭和59)年の作品で、日本を代表する記録映画作

で映像民俗学者だった姫田忠義氏(2013年7月に84歳で永眠)ひきいる民俗文化

映像研究所が、1980年から4年かけて撮影したカラーフィルム作品とか。

 

 姫田氏の没後10年になる昨年、デジタルリマスター化して、高精細の映像と音響によ

り本作品がよみがえったという。

 

 当時まで長い年月、自然に寄り添う暮らしを続けてきたが、ダムの湖底に沈もうとする

潟県北部、朝日連峰の懐深くにあった、三面川の源流に近い当時の朝日村(現在は村上

市)三面集落の最後の姿を記録した、世界でも類を見ない記録映画だという。

 

 映画は、雪深い集落の正月の準備や行事の記録で始まり、傾斜の厳しい山に分け入り兎

熊などの狩猟、春は田起こしや苗代作りから始まり、慶長2(1597)年の記録が残

るという古くからの田んぼでの田植え、さらに学校も1週間の休校となり一家揃って出小

屋に泊まり込み、年間収入の半分を占めるというゼンマイ採りなど。

 

 夏は、かつては焼畑の季節だったことの紹介や、川での仕掛けやヤスによるサケ、マス、

イワナなどの漁、秋にはソバの収穫とか木の実やきのこ採りなど、山や自然の恵みに感

しながら必要な量だけを収穫させてもらう、エコロジーに富んだ生活を続けてきた集落の

貴重な1年の作業や行事などが紹介されている。

 

 昭和の終わり頃まで、このような暮らしを続けてきた集落があったことを知った、貴重

2時間20分の映像だった。

 

 30年ほど前に私は、三面川河口近くの村上市の市街地周辺で、カントリーウオークグ

ループ仲間のSさんが用意してくれた、首都圏のグループの集まりに参加したり、同じS

さんたち主催の、三面川支流の小集落・大栗田への往復40㎞ウオークに参加するなどし

たが、このようなさらに奥深い集落での暮らしのことは知らなかった。

 

 12時20分に終映後のチケット売り場周辺、当作品のプログラムなどを求めようとす

るる観覧者の一部。

 

 1階への階段には、映画のシーンの写真が10数枚並んでいた。

 

 

 〈追記〉 この映画については、朝日新聞東京本社版の5月30日夕刊にて連載中の「伝統芸能をつなぐ4⃣」 で紹介され、「いまだに新しい発見がある。映像民俗学の可能性をみせてくれる作品」などと評されていた。

 

 外へ出たら青空も広がっていたので、このあと大江戸線終点の光が丘駅まで行き、見ご

ろになったと思われるローズガーデンのバラを観覧に行くことにする。

 

 都営大江戸線の東中野駅から、12時38分発 光が丘行電車に乗る。

 

     以前乗ったときとは違う、新しい車両が投入されたよう。

     

 

 途中の練馬駅を過ぎ、終点 光が丘駅に12時54分に着いた。

 

 光が丘のシンボルともいえる「IMA」と呼ぶビルの西に回り、東南側から「四季の香

園」に入る。

 

 

 広場の先を右折して、北西側にある「四季の香ローズガーデン園」へ。

 

 東西両側にバラのアーチがあり、その中を一周できる遊歩道沿いに数々のバラと、足も

とにはほかの草花もいろいろ咲いている。

 

 左手から時計回りに回ることにした。最初の辺りは白いバラが多い。

 

 

 その先はピンク系のようで、「ピンクガーデン」のパネルが。

 

 さらに進むと、赤いバラが増える。

     

 

     西側のアーチの外側から

     

 

 「レッドガーテン」のパネル周辺

 

 西側アーチの近くでは、黒い鹿が見守っている。

 

 さらに北側のエリアへ、こちらは「イエロー&アプリコット・ガーデン」のよう。

     

     

     

 

 ローズガーデンの東北側園路ではTVの撮影ロケ中のようで、多くの関係者が園路を塞

いでいる。

 

     一周してホワイトガーデンに戻り、ロースガーデンを出た。

     

 

 たくさんのスタッフがベンチに座る2人の女性を囲んで撮影中の様子を眺めながら、

側に回る。

 

 突き当たりの北側にも、もう一つの「四季の香ローズガーデン」がある。

 

 囲みの中に入り、やはり時計回りに一巡することに。

 

 「スパイシーの香りのバラ」のパネル近くには、バラの手水鉢も。

 

 

     

     

 

 北側中央部辺りには、スモークツリーが咲く。

 

 その先はバラ棚の下を抜けて東北側へ。

     

          

     

     

          

     

 

 東北側園路の中央部、アメリカハナズオウの若葉がみずみずしい彩り。

 

 近くにもバラの花手水鉢が。

 

 幾ら見ていても見飽きないが、一巡したのでこの辺でとローズガーデンを出た。

 

  北東側には、練馬区の大きな清掃工場が設けられている。

  

 

  

  ローズガーデンの東側陸橋を渡り、駅に近い主要棟IMAにある商店街LIVINに入った。

 

 3階にある食堂街の讃岐うどん店で、いつものように遅い昼食をして、光が丘駅発15

時00分発の都営大江戸線始発に乗る。

 

 練馬駅で15時18分発の西武池袋線下り電車に乗り換え、自宅には16時頃帰宅した。

 

 

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