あるきメデス

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ボタン咲く多聞院と新緑の多福寺へ(埼玉・所沢&三芳)〈前半〉

2023-04-23 18:51:47 | 所沢だより
 2023年4月19日(水) 〈前半・多聞院〉

 例年より暖かな陽気で花の見ごろは過ぎたかもしれないが、今年も所沢市の東北郊、下
富(しもとめ)の多聞院(たもんいん)と近くの三芳町の多福寺(たふくじ)を訪ねるこ
とにした。

 西武新宿線の新所沢駅に近い緑町2丁目バス停から10時09分(数分遅れ)発ところ
バスに乗り、多聞院通り西バス停で10時45分に下車した。
     


 バス通りは車の交通量多いが歩道が無いので、北側を平行する砂川堀左岸いの土の道を
400mほど進む。沿道の畑ではナノハナガ花盛り。


 多門院北側の樹林のそばで橋を渡って、新緑あふれる樹林の中の遊歩道に入る。
     

          
          遊歩道沿いにはシャガやショカッサイが咲いている。



 まずは多門院の西に接する富〈とめ〉の神明社境内に背後から入り、「いも神さま」こ
と甘藷の神に参拝した。

 この地は「川越いも」の本場で、寛永16(1751)年から飢饉に備えて甘藷がつく
られるようになったとか。この神社は、作り始めて255周年を記念して、試作した弥右
衛門さんと関東のサツマイモづくりの元祖、青木昆陽を合わせて「甘藷の神」として、平
成18(2006)年111月にまつったのだという。
     
 
 この後、神明社の拝殿に参拝する。

 

 豊富な新緑に覆われた境内にはほかに、天満宮や神楽殿もある。


 多聞院へは、神明社境内中央部の天満宮の横から入った。


 多聞院の境内も、ケヤキやモミジなどの豊富な新緑にあふれている。


 最初の建物は、奥多摩新四国霊場 第36番 土佐之国 青龍寺(しょうりゅうじ)の小さ
いお堂。

 かつて3度訪れた、土佐(高知県)の青龍寺(しょうりゅうじ)のことを思い出す。


 鬼が我慢している姿という「鬼の悟り」石像の周辺にはアマドコロが咲き残る。


 境内中央部北側にある毘沙門堂へ。



 周辺のボタンは、少しピークを過ぎてはいるがたくさん咲いていた。




     
     大きなドウダンツツジも花盛り。


 
 狛犬ならぬ狛虎の周辺もボタンが。暑さとピークを過ぎてしおれ気味の花も。




     



     
     狛虎の下に並ぶ「身代わり虎」と呼ぶミニ虎。参拝者が奉納したらしい。


 本堂にあたる毘沙門堂に参拝し、来年も来られるよう祈願したが、果たして・・・

 5月1日には恒例の「虎まつり」が開催されるが、ボタンの花は落ちてしまいそう。
      
 

 毘沙門堂にも、おびただしい数の身代わり虎が奉納されている。


 絵馬の絵柄はダルマさん。



 毘沙門堂の左手前には1株だけのハナズオウが咲く。



 その背後、毘沙門堂の左手一体にもボタンが咲き残る。



 境内に何本もあるモミジ、新緑がやわらかな彩り。





 モミジの小さな赤い花も咲いていた。



 さらに毘沙門堂周辺のボタンを見て回る。

  
 
 ある一角にはクマガイソウが。


     わずかだがエビネも
     

 セイヨウオダマキだろうか、花はもう終盤。



 
 力石が4個



      近くには傘地蔵さんが並んでいる。
     


 客殿の前には1株だけのシャクナゲが。


     さらに境内南側を一巡する。
       


     真っ白なこの花はなんだろう・・
     




 初めて見たクロロウバイ、花は赤黒いが。


 ツツジの大株は花盛り。



 白い珍しい花はアメリカヒトツバタゴのよう。

 
 スズランも咲いていた。


 南側の市道際にはツツジが花盛り。


      
      もう一度境内に戻り、庫裡の横のボタンやシャクナゲなども。
          





     



 
 ほぼ境内を見終えたので、本堂の背後に回って墓地の先から北東に抜けて、多福寺に向
かうことにする。〈続く〉

 



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