獅子丸は、動物病院デビューをしてしまいました。
養家から、フィラリア予防薬とノミダニの予防薬が届いていますから、もう少し先の予定でした。
サークルのあるテラスは、連日強い日射しに悩まされ、いろいろな対策をしています。
先日、おとうさんが、サイクルの前面に、すだれの上に重ねて着古した黒いコートを懸けました。
気がつくと、すだれもコートもボロボロ。
血痕がいくつもありました。
てっきり、歯で食いちぎったものと思いました。
そして、彼は塞がれることが嫌なのだと理解されました。
閉じ込められるような恐怖を感じたのでしょう。
歯茎を痛めたと思い、歯磨きガムは控えました。
本人は催促していましたけど。
ところが、左前足の先をしきりに舐めています。
よく見ると、親指に血がにじんでいます
あの血痕はここから出たらしい。
早速、いつもの動物病院に行きました。
車の中では、比較的落ち着いていい子でした
養子に行く前、ワクチン接種に来て以来です。
「親指の爪が剥がれかかっています。剥がすわけにはいかないので、もう少し剥がれてくるのを待ちましょう。痛み止めの注射と化膿止めの注射をします。お薬も今夜からあげてください。また、土曜日に来てください。剥がれてしまえば、直ります。」
獅子くん、痛かったんだね
予定よりずっと早い動物病院デビューとなりました。
4月のなかばころから、獅子丸の養家のお父さんがけがをしてお散歩ができなくなって、ひめちゃんとおかあさんが寄って一緒にお散歩していました。
時には、小次郎パパやおねーちゃんたちが寄りました。
獅子丸の新しい人生(犬生)が始まったのです。
獅子丸の新しい人生(犬生)を、ざっと振り返ります。
ひめちゃんが獅子丸の養家に寄り始めると、まもなく他の家族も寄るようになりました。
タバサねーちゃんもまざります。
4月の半ばでしたけど、このころまだ浅間山には雪がありました
けっこうみんなで、獅子丸を迎えに行っていたんですね。
蕨沢川の「たくみばし」のあたりには、毎年サクランボがたわわに実ります。
誰も食べているふうはないんですけど。
まあ、採れないし。
赤城山は青く見えています
画面の左上あたりが「たくみばし」です。
道の右が葛塚城堀之内です。
岩神沼にて。
ここが、堀切の北限かな?
右上の森が高縄の摩崖仏です。
5月の末です。
まだ、赤城山は青く見えています
6月の初めに実家に帰りました。
ウエルカムダンス用に、とりあえずあげたぬいぐるみが気に入ったようです。
実家に帰ってしばらくして、みんなと同じにハーネスにしました。
ちょっといかつさがとれて、マイルドになったようです。
レインコートも着るようになりました。
あじさいの季節も、あじさいが終わろうとしている時期も、にっこり獅子くんです。
いつまでも笑顔でいてね